基礎断熱

基礎断熱

 「基礎断熱」とは?

基礎断熱とは、「建物の基礎部分を断熱材で覆う工法」のことを指します。

基礎断熱では、「床下の空間も室内空間の一部」と考え、室内と同じように温度調節や換気を行います。

(出典:LIXIL

「基礎断熱」に対するせやまのワンポイントアドバイス!

基礎断熱は、床下空間の温度を室温と同等にすることができるので、特に「冬の底冷え」を防ぐ有効な工法としてせやまも推奨しています。気密性能を担保しやすいというメリットもありますね。

ただし基礎断熱には弱点・注意点もありますので、以下3点をしっかり抑えた上で採用するようにしてください。

基礎断熱を採用する際に抑えておくべきの注意点

  • 基礎の「底板の一部」と「立ち上がり部分」に断熱材を施工するため、シロアリの侵入に気づきにくい
    床断熱の場合も同様の対応を推奨していますが、特に基礎断熱の場合にはシロアリ対策として基礎下に「ピレスロイド系の防蟻防湿シート」を施工するようにしましょう。
  • 基礎断熱は、「基礎の内側」に施工すること
    誤って基礎の「外側」に施工してしまうと、基礎と断熱材の間にシロアリの侵入経路を用意するかたちになってしまい、シロアリのリスクを高めることになってしまいます。
  • 床下空間を密閉(外部と遮断)するため、適切に換気を行わないとカビが発生してしまう
    選択できるのであれば、「床下」と「部屋」を一体に換気する換気システム「澄家」を導入することをおすすめします。(それ以外のシステムを使う場合は、別途床下の換気対策を工務店と相談しながら実施するようにしてください)
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