オール樹脂サッシ

オール樹脂サッシ

 「オール樹脂サッシ」とは?

「オール樹脂サッシ」とは、窓枠(サッシ)の外部・内部ともに樹脂製のものを指します。

熱の伝導率が非常に低く、断熱性能が高いことが特徴です。

(出典:YKK AP株式会社

「オール樹脂サッシ」に対するせやまのワンポイントアドバイス!

窓は、家の中で最も「熱の出入りが激しい場所」であり、かつ窓の中でも最も冷えやすいのが「窓サッシ」なので、オール樹脂サッシ一択と考えてもらって結構です。

大手ハウスメーカーを中心に採用されているアルミ樹脂複合サッシ(外はアルミ・中は樹脂)は、壁内の内部結露のリスクが高いため推奨していません。

またオール樹脂複合サッシに対して、外部が樹脂素材のため「耐久性が低い」、「劣化する」、「変色する」などの意見もありますが、そのほとんどがアルミ樹脂複合サッシを推奨するための営業トークなのではないかと思います。耐久性については、水道管などで使用される耐久性に優れた「塩ビ」という素材が使われていたり、劣化・変色についてはそれらを防ぐ「アクリル積層」といいう技術が使われていたりしますのでこういった心配はご無用かと。

またオール樹脂サッシの場合、高さは最大でも2200mm、枠も少し厚め…と、アルミ樹脂複合サッシに比べるとややデザイン面の自由度が劣りますが、住環境としての快適さがあってこそのデザインなので、性能よりもデザインを優先することは絶対に避けるべきと考えています。

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