2024.03.14

気密性能

「気密性能」とは、住宅のすき間を極力減らすことで、住宅の高断熱化や高寿命化を実現する重要な性能のこと。

断熱性能（UA値）のように、国の基準に採用されていないため、住宅会社まかせにせず、施主自身の意識で担保していく必要がある性能とも言える。

（出典：LIXIL）

「気密性能」に対するせやまのワンポイントアドバイス！

気密性能を担保しないと、以下のような”悲惨な家”になってしまいます。

断熱性能が落ち、冬寒く、夏暑い家に…
⇒どれだけ良い断熱材を使っても、建物が隙間だらけだと性能が落ちてしまうのは当然。
隙間風によって壁の中が冷やされ、内部結露（壁内結露）が発生
⇒壁内結露によって木材が腐食することで、シロアリ被害を引き起こし、家の強度＋資産価値が落ちてしまいます。
隙間があると、「雨漏りの原因」に…
計画通りに換気が行われず、部屋の空気が淀んでしまう…
⇒空気が淀んでしまうと、カビ発生の原因にもなります。

このように、気密性能を担保しないと、断熱性能、耐震性能、将来の資産価値、健全な空気環境、この全てが失われるリスクがあります。

こうなってしまわないためにも、必ず施主自身の家で気密測定を実施してもらい、最低でも「C値0.7以下」を保証してもらうようにしましょう。