C値

C値 | 基本性能(窓・断熱・気密・換気)

 「C値」とは?

「C値」は、建物の外壁や屋根などの隙間面積を表し、気密性能を評価する重要な指標。

C値が低ければ低いほど気密性能が高いとされ、C値1.0以下の家を”高気密住宅”と呼ぶ事が多い。「相当隙間面積(㎠/㎡)」とも呼ばれます。

「C値」に対するせやまのワンポイントアドバイス!

せやま基準において、C値は「0.7以下」必達です。大体「0.5~0.4以下」を目指すと良いでしょう。

一方で、C値を「0.3」、「0.2」・・・とこだわりすぎない方が良いです。そこまでいけば、体感ほぼ変わりませんので。

また高性能住宅を建てたいなら、「C値に言及しない住宅会社」は検討の候補から外して良いでしょう。

特に鉄骨住宅の場合は、木造と比較して気密性能が低くなってしまう傾向にあるため、ハウスメーカー側もC値についてあまり言及しない傾向にあります。(長期優良住宅などの国の基準にC値が含まれていないのは、こうした鉄骨住宅を採用する大手ハウスメーカーへの配慮(要らぬ忖度)があるのではないかと思います)

さらに、モデルハウスのC値を公開したり、カタログにC値を掲載することで、「気密測定をせずとも高気密住宅をPRする会社」がありますが、これもあまりお勧めしません。

もちろんC値に言及しない住宅会社よりましですが、C値は性能数値の中で、唯一「施工の品質を評価することができる指標」とも言われており、職人の施工精度によって大きく数値が異なります。そのため、必ず施主自身の家で気密測定が実施できるようにしましょう。

関連記事:『C値(気密性能)の測定基準・推奨レベルとは?よくある質問にも回答!

 

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