UA値

UA値 | 基本性能(窓・断熱・気密・換気)

 「UA値」とは?

「UA値」とは、住宅の断熱性能を表す指標で、外気に触れる壁や屋根から、住宅の室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいかを数値化したものです。

UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高い家(高断熱住宅)となります。

 

「UA値」に対するせやまのワンポイントアドバイス!

せやま基準では、

  • 温暖地(省エネ区分~):0.6以下
  • 寒冷地(省エネ区分~)」:0.5以下

を目指すことを推奨しています。

もちろん予算に応じて、それ以下(さらなる高断熱)を目指してもらっても構いませんが、0.5以下になったとしても差を体感できる程ではないのでやりすぎは禁物です。

またUA値は、あくまで「平均(average)」なので、UA値だけで断熱性能を考えるの危険です。

家の中で最も熱が逃げやすいのは「窓」。冬に「壁」と「窓」でどちらが寒いか考えれば分かりますよね。

つまり窓の性能を担保せずに、その分「壁」や「屋根」の断熱性能を高めて、数値上良くしてもダメということです。まずは窓の性能、特に窓の中でも熱が逃げやすい「窓サッシ(枠)」の性能を担保しましょう。(ちなみに窓サッシは、「オール樹脂サッシ一択」です)

さらに、断熱性能を表すUA値だけでなく、気密性能を表す「C値」の担保も必須です。

UA値は、採用した窓の仕様などをもとにした計算数値ですが、C値は「現場測定値」。つまり、優れた計画と丁寧な施工が揃って初めて、「高気密高断熱住宅」が実現できるわけです。

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