2025.03.19
【せやまどりNo.68】「1階完結型間取りの超基本ルール9選を実践した家」の間取り図






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目次
「せやまどり」とは?
せやまどりとは、その名の通り、私せやまが考案した間取り図のこと。
このせやまどりでは、「リビング・収納は贅沢に、2階・廊下は徹底的に削減」を基本方針に、コンパクトながら、解放感・機能性を感じられる間取りに仕上げています!
せやまどり販売サイトにて販売中!
本ページでご紹介している間取りを含め、せやまどりはすべて「せやまどり販売サイト」から購入いただけます!
また「まだ工務店選びに迷っている…」という方であれば、「認定工務店」と「施主」を橋渡しするプロジェクト【せやま印 工務店】の内定クルー(※)であれば、間取り制作期間内に限り、販売中のせやまどりを全件見放題!
ぜひ間取りづくりの参考に役立ててくださいね!
内定クルーとは?:せやま印工務店での契約が決まっているクルーのこと
お施主さんからの要望は?
今回、お施主さんから以下のような要望をいただきました。
玄関 |
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LDK |
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収納 |
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水回り |
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2階 |
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これらに加えて「1階完結型間取りを希望」とのことでしたので1階の機能を充実させました。
東道路でも明るい空間+収納量をたっぷり確保した間取りになりましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
要望を踏まえた実際の間取りは?
「玄関」編
要望①:広めのシューズクロークがほしい
玄関収納には幅1.5P×奥行き2Pのシューズクロークでたっぷりと確保しました。
画像のように中央に通路、両サイドに収納棚を設置するのが一番スペースを有効活用できるのでおすすめです。
また、シューズクロークは臭いがこもりやすいので、換気システムの排気口はマストですよ。
関連記事:『【間取りのコツ】玄関ポーチ/ホール&シューズクロークの配置/理想的な広さは?』
「LDK」編
要望①:開放感のあるLDKにしたい+リビングから庭への繋がりがほしい
今回はLDK全体(18.7畳)+和室(3.1畳)の約22畳の広々空間です。
リビングには勾配天井を採用して抜け感のある空間にしています。
「開放感を出したい!」と吹き抜けを採用する人もいますが、リビングの天井を吹き抜けにすると100~200万円ほどかかるのであまりおすすめしません。
大きなコストはかからず、しっかりと開放感が生まれる勾配天井がちょうどいい塩梅です。
また、リビングから庭がしっかり見えるように東側に窓を設置しています。
ただし、東窓は日射が厳しくなるのでアウターシェードをつけることも忘れないでくださいね。
上の画像はアウターシェードを下げた状態で撮影したものですが、十分に明るいですよね。採光にはそれほど影響がないので安心してください。
関連記事:『【間取りのコツ】「広く見えるリビング」を作るための鉄則ルール6選!』
要望②:キッチンにはW2,700mmのカップボード+パントリーがほしい
お施主さんの要望の通り、キッチン収納には幅2,700mmのカップボードとパントリーを採用しました。
キッチン周りは食器・食材だけでなく子どもの連絡帳などどうしても物が増えやすい場所なので、収納はたっぷりと用意しておきましょう。
関連記事:『後悔しない!「キッチンの仕様/機能」の選び方について徹底解説!』
要望③:南側からの採光がほしい
また、「南側からの採光がほしい」ということなので、階段を南側に配置し、吹き抜けを採用しました。
東道路の場合、1階の南側に大きな窓を設置してもお隣さんがいて日当たりが取れないので、高い位置からの採光がおすすめですよ。
要望④:1階にミニ和室がほしい
将来の主寝室を想定して、ダイニングの隣に3.1畳の和室スペースを取りました。
昇降式の物干し金物を設置したので、花粉や梅雨のシーズンにはセカンドランドリールームとしても活用できます。
「収納」編
要望①:収納スペースがほしい
また、和室横の階段下スペースにはちょっとした収納スペースがあります。
階段下は余りやすいスペースなので、収納や勉強スペースなどに活用してくださいね。
要望②:大きなウォークインクローゼットがほしい
たっぷり3畳のウォークインクローゼットを洗面・脱衣の隣に作りました。洗濯から収納までの家事動線をきちんと考慮した配置になっています。
ちなみに、ジャケット系の服が多い人は二連のハンガーパイプにして、畳んで収納する服が多い人は棚を多めにしておきましょう。
多くの工務店やハウスメーカーでは棚+ハンガーパイプが標準仕様になっています。追加費用が発生しないよう、標準仕様内でどこまで他のタイプにできるかどうかは事前に聞いておくのがおすすめです。
関連記事:『【場所別】収納スペースに最適な“奥行”と“幅”は何センチ?事例付きで解説!』
「水回り」編
要望①:脱衣室に乾太くんがほしい
脱衣室にはデラックスタイプの乾太くん(6kg)を設置しました。
デラックスタイプはフィルターがドラムの入り口にあるので掃除がしやすくおすすめです。
また、乾太くんを設置する場合は子どもの閉じ込めなどの事故を防ぐためにも「上置き型」を採用してくださいね。
関連記事:『話題のガス乾燥機「乾太(かんた)くん」の選び方と意外なデメリットを解説!』
「2階」編
要望①:主寝室+子ども部屋×2の3部屋がほしい
主寝室・子ども部屋×2はそれぞれ「6.5畳」「4.5畳/4.7畳」のスペースを確保しました。
特に子ども部屋は狭く感じるかもしれませんが、各部屋にクローゼットがありますし、ベッドと机が置けるだけのスペースはあるので十分だと思います。
関連記事:『【間取りのコツ】「主寝室・子供部屋」は何畳にすべき?広さ/収納/動線のポイントも徹底解説!』
要望②:押し入れ付きの大きいウォークインクローゼットがほしい
主寝室にはウォークインクローゼット(3畳以上)を設けました。
右半分をハンガーパイプ、左半分を押し入れタイプにしました。布団の他にも季節物や普段使わないものを収納するスペースとして活用できます。
「1階の和室に押し入れがほしい」という人もいますが、めったに使わないので1階にはよく使うものを収納するのに活用してください。
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※内定クルー:ご紹介した「せやま印工務店」との契約が内定しているクルーのこと