【ベストバイ家電】本当に買って良かった!新築・リフォーム時の家電19選|設置時の間取りの注意点も解説【総集編】

家電選びで失敗しないために

家を建てると、多くの人が家電や家具を新しく買います。ただ、ここで失敗している人も少なくありません。

安さだけで微妙な家電を買ってしまい、結局あまり役に立たなかった。逆に、ハイスペックな家電を買いすぎて、住み始めたら機能を使いこなせなかったというケースもあります。

今回は、せやまのベストバイ家電シリーズ総集編!冷蔵庫、洗濯機、掃除機、加湿器など、私がどんな観点で、どんな理由で、自腹で買ったのかを紹介します。

私の「ちょうどいい塩梅」の感覚に共感できる人には、かなり参考になる内容です。

なお、今回紹介する商品は一切PR案件ではありません。アフィリエイト報酬も受け取っていません。私がただただいいと思った物をご紹介します!

年末商戦、クリスマス、ブラックフライデーなど、家電が安くなるタイミングもあります。いい家電と出会うための参考にしてください。

家電選びの基本的な考え方

まず、家電選びの基本的な考え方からです。

家電は家の性能と同じくらい大事

家づくりでは断熱、気密、耐震、換気、キッチンなどが大事です。ただ、実際に暮らし始めると、毎日よく目にして使うのは家電です。

家電選びをミスしてはいけません。

新築だからといって、いきなり最高級グレードを買う必要はありません。一方で、家にお金を使いすぎたからといって、安い家電で妥協しすぎるのも失敗のもと。

家づくりも家電選びも、何事も“ちょうどいい塩梅”が大切。グレードでいうと、上から2番目か3番目あたりが、機能と価格のバランスがよいことが多いです。

家電予算は、家の予算を少し削ってでも確保する

家電にお金をかけるためには、家の予算を少し削ることも必要。

家は2,500万円、3,000万円とかかります。その中で50万円、100万円をなんとか削る。仕様を1つ2つ見直すだけでも、家電に回せる予算ができます。

家で50万円プラスしても、できることは限られます。でも、家電で50万円の予算があれば、かなりいい家電が買えますよ。

その結果、家事が大きく楽になります。

家を美しくするために頑張らない

家を美しく保つために頑張るのではありません。生活を楽にして、家事の負担を減らし、時間に余裕をつくる。結果として家がきれいになり、家族も心穏やかに過ごせますよ。

だからこそ、生活を楽にする仕組みとして、家電にはしっかりお金をかけるべきです。

家電選びの方針

 いきなり商品選びをしない

家電選びで大事なのは、いきなり商品名やメーカーから選ばないこと。

たとえば洗濯機なら、日立がいいのか、東芝がいいのか、パナソニックがいいのかから入ると失敗しやすくなります。

家づくりと同じで、まずはパーツに分けて必須要素を書き出します。

洗濯機なら、縦型かドラム式か。乾燥機能は必要か。容量はどれくらいか。洗剤の自動投入機能は必要か。こういった選ぶポイントを先に整理します。

家づくりで「せやま基準一覧表」を使うのと同じように、家電選びでも自分なりのチェックリストを作り、その条件に合う商品を探した結果、日立になった、東芝になった、パナソニックになった、という順番が正解です。

 グレード

一概には言えませんが、上から2~3番目がちょうどいい塩梅。最新機種は機能モリモリで使いこなせないことも多いので型落ちもあり。

 購入場所

買う場所は価格と対応で選ぶ。設置が必要な家電、たとえば、ガス乾燥機の乾太くんやエアコンなどは、設置業者との関係も大事です。

一方で、買って置くだけの家電であれば、通販も含めて安いところで買えばOK。ただし、通販会社の評価は必ず確認しましょう。届かない、梱包がひどいなどの口コミがある店は避けるべきです。

家電量販店では、価格交渉もおすすめ。土地の交渉と家電の交渉は、やった方がいい。1万円、2万円下がれば、それだけでおいしいものを食べに行けます。

掃除・水回り編

1. ロボット掃除機

まずはロボット掃除機です。

ロボット掃除機は本当に生活が楽になります。床を掃除してくれるだけではなく、ロボット掃除機を動かす前に床の物を片付ける必要があるため、自然と片付ける習慣が身につきます。これが一番の効果。

選ぶポイントは、まずゴミを吸うだけか、水拭きまでできるか。私の結論は、水拭き機能ありがおすすめ。水拭きまでしてくれると、床がサラサラになりますよ。

次に、ゴミの自動回収機能。昔のロボット掃除機は毎回ゴミを捨てる必要がありましたが、最近はステーションに自動回収してくれるタイプがあります。これはあった方がいいですよ。

毎日ゴミを捨てるのは地味に大変。自動回収なら、だいたい1か月に1回程度で済みます。

水拭き機能を使うなら、モップの自動洗浄機能と自動乾燥機能も必要。モップを毎回取り外して洗うのは続きません。放置すると不衛生になるので、水拭き機能を選ぶなら自動洗浄・自動乾燥は必須です。

さらに、障害物の回避機能や、基地に戻るセンサー&カメラの精度も大切。口コミで「迷子になる」「基地に戻れない」と書かれている機種は避けた方が無難です。

私が選んだロボット掃除機

私が選んだのは、ロボロックの「Qrevo」

水拭きができる。モップの自動洗浄・乾燥機能がある。ゴミの自動回収機能もある。障害物を回避し、基地にもきちんと戻る。スマホ連携もスムーズで、掃除中の音も静かです。

ゴミを吸引するときは音が出ますが、掃除中はかなり静か。食事中に動かしても気にならないレベルです。

価格は10万円少し。高い家電ではありますが、20万円を超える最上位機種もある中で、この機能なら十分にちょうどいいと判断しました。

ロボット掃除機は家族で名前をつけて可愛がる家も多いですよね。私の家でも、家族が1人増えたような感覚で楽しく使っています。

2. 掃除機

次は、自分で使う掃除機です。

掃除機はロボット掃除機ほど大きな差は出にくいので、気楽に選んでもOK。ただし、選ぶポイントは押さえておきましょう。

まず、スティック式かキャニスター式か。最近のスティック式は吸引力も強くなっているため、基本的にはスティック式で十分

ロボット掃除機があるのに掃除機が必要かというと、必要。階段、段差、部屋の角、隅、カーテンの下など、ロボット掃除機では届かない場所があります。

重さは2kg前後までが目安です。2kgを超えると、特に女性には重く感じやすくなります。

稼働時間も大事。エコ運転で30分ではなく、通常モードで30分程度使えるものを選びましょう。バッテリーは使ううちに劣化するため、最初から短いものは不便です。

ゴミの捨てやすさも重要。毎回パカッと捨てるタイプは、ホコリが舞いやすく、ぜんそく持ちの人にはしんどい面があります。自動回収機能があれば、ゴミ捨ては1か月に1回程度で済みます。

ダストボックスを水洗いできるか、清潔に保ちやすいかも見ておきましょう。

もう一つ地味に大事なのが排気。スティック掃除機は手元から排気が出るタイプが多く、顔に当たると不快です。実際に使ったとき、排気が顔に当たらないか確認してください。

先端が光ってゴミが見えやすい機能も便利。床のゴミが分かりやすくなります。

私が選んだ掃除機

私が選んだのは、Sharkの「LC351J」

重さは約1.5kgで軽い。ゴミの自動回収機能がある。ダストボックスが洗える。通常モードで30分以上使える。先端が光ってゴミが見えやすく、排気が顔に当たらない。

価格は6万〜7万円ほど。掃除機としては高めですが、自動ゴミ回収機能と掃除の手間、健康面を考えると、いい機種です。

3. 乾燥機

乾燥機は、結論から言うとガス乾燥機の乾太くんが本当におすすめ!

高い、服が縮む、ドラム式でいいのでは、という意見もありますが、使うと本当に便利です。私がここまで特定の商品を強くすすめることは少ないですが、乾太くんは別格です。

乾燥機がなくても生活はできる。ただ、洗濯物を干して取り込む手間がなくなることを実感すると、もう元には戻れません。

旅行帰りや、翌日にすぐ使いたい服があるときも、洗って乾燥まで一気に終わります。これが本当に楽!

ガス乾燥機と電気乾燥機の違い

電気乾燥機も悪くありません。ガス工事が不要で、最近は高機能なものも出ていますし、導入コストも抑えやすいです。

ただし、ガス乾燥機に比べると温度が低く、乾燥力では劣ります。電気代もそれなりにかかるため、メインで使うならガス乾燥機が優位。

サブとして電気乾燥機を使うならありですが、本気で乾燥機を使うならガス一択でしょう。

ドラム式洗濯乾燥機でもいいのか

ドラム式洗濯乾燥機も性能は上がっています。家族が少ない、乾燥機をそこまで使わない人なら十分選択肢に入ります。

ただ、ドラム式は洗濯がメイン。乾燥容量は洗濯容量の半分程度で、乾燥の仕上がりもガス乾燥機には及びません。時間もかかります。

家族4人以上、子どもが多い家庭なら、縦型洗濯機+乾太くんの組み合わせが最強。洗濯と乾燥を並行して回せるため、家事がかなり早く終わります。

ガスはガス引き込み費用が高い?

確かに15万〜20万円と安くはないですが、その金額をかける価値があると私は思いますよ。

どうせガスを引くなら、キッチンにも通してガス炊飯器にするのもあり!

乾太くんはデラックスがおすすめ

乾太くんは、ノーマルタイプとデラックスタイプがあります。選ぶならデラックス

理由は、フィルターが手前にあるので、掃除がしやすいです。

容量は6kgと9kgがあり、洗濯機が9kg程度までなら6kgで十分です。洗濯機が10kgを超える場合は、9kgデラックスも検討しましょう。

6kgから9kgにしても、金額差は数万円程度で、サイズも大きく変わりません。余裕を持ちたい人は9kgデラックスを選ぶのもありです。

4. 洗濯機

洗濯機は、私としては日立と東芝が好きですが、パナソニックなど他メーカーも好みで選べばOK。

まず決めるべきは、ドラム式か縦型か。乾太くんなど乾燥機を入れるなら、基本は縦型で十分。

ドラム式にする場合は、子どもの事故に注意してください。乾太くんも下置きにすると同じような事故の可能性があるため、乾太くんは上に置くのが基本です。

洗濯機の容量は、家族人数×1.5kgが目安といわれます。ただ、少し余裕を見た方がいいです。4人家族なら7〜9kg、5人家族なら10kg超えも視野に入ります。

洗剤や柔軟剤の自動投入機能は必須です。毎回入れる手間がなくなり、ボタン1つで済みます。

洗浄力については、各メーカーがいろいろな機能を出しています。水でも汚れが落ちやすい、衣類が傷みにくい、槽が汚れにくいなど。ここは、どのメーカーの考え方を信じるかで選べばOKです。

乾太くんを置くならフタの開き方に注意

洗濯機のフタの開き方は、必ず確認してください。

乾太くんを上に置く場合、洗濯機のフタが乾太くんの架台に当たることがあります。特に、洗濯機の真下に排水口がある場合は、かさ上げ台を置くため、洗濯機の高さが上がります。

フタを開けたときに乾太くんに当たらないか。これは契約前、購入前に必ず確認してください。

私が選んだ洗濯機

私が選んだのは、東芝の10kg「ZABOON」

日立も検討しましたが、フタが折れるタイプではなく、乾太くんの下に置くと当たりやすい構造でした。東芝はフタが折れて開くため、乾太くんを高い位置にしなくても使いやすい。

乾太くんを入れる人には、東芝が有力候補になります。

5. サーキュレーター/除湿器

ランドリールームで部屋干しする場合、どう乾かすかも大事です。

私の家では、除湿機は使っていません。脱衣室やランドリールームに換気口・排気口を設けて空気をしっかり回せば、梅雨時期や湿度が非常に高い時期以外は十分乾きますし、生乾き臭も気になりません。

湿度を下げたい人は除湿機を置いてもOK。ただし、音が出ること、熱が発生することは理解しておきましょう。

使いやすいのはサーキュレーターですよ。梅雨時期や真夏など、絶対湿度が高い時期は、サーキュレーターで風を当てると乾きやすくなります。

リビングで使うサーキュレーターと、洗濯物に使うサーキュレーターでは使い方が違います。

リビングでは、一定方向に風を送って空気の流れをつくります。一方、洗濯物では、全体に風を当てることが大事です。近い距離で当てる場合は、首振り機能を使って、なるべくすべての洗濯物に風が当たるようにしてください。

梅雨や夏に乾きが悪いなら、まずサーキュレーター。それでも足りなければ除湿機。この順番で考えればOKです。

キッチン編

1. 冷蔵庫

冷蔵庫のサイズは、一般的に「家族の人数×70L+備蓄分250L」が目安です。5人家族なら、350L+250Lで600L程度。

5人家族を超えるなら、家庭用では大きめの600Lクラスを選ぶのがおすすめ。4人家族なら、もう少し小さいサイズでもOKです。

冷蔵庫は、大は小を兼ねます。

次に大事なのが、野菜室を上にするか、冷凍室を上にするか。これは、どちらをよく使うかで決めましょう。

私のように野菜をよく買う人は、野菜室が上の方が使いやすいです。セカンド冷凍庫を導入する場合は、メイン冷蔵庫は野菜室重視で選びやすくなります。

扉の開き方も確認してください。観音開き、右開き、左開きなど、間取りに合わせて選ぶ必要があります。

冷蔵庫もインテリアの一部、カラーも大切です。家のインテリアにこだわったのに、冷蔵庫だけ浮いている家もあります。最近はグレーや黒など、インテリアになじむ色も増えています。

冷蔵・冷凍機能は各々で判断を!

私が選んだ冷蔵庫

私が選んだのは、「東芝のFZSシリーズ、600Lクラスの冷蔵庫」

選んだ理由は、大容量の600Lで、野菜室が上にあること。さらに、ワンタッチで扉が開く機能が便利です。

料理中に手が汚れているとき、扉を触らずに開けられるのは想像以上に便利です。

カラーはグレージュ。私の家のインテリアにも合いました。

冷蔵庫は搬入経路と設置位置も要注意

冷蔵庫は、設置位置にきちんと収まるかを必ず確認してください。左右や背面に必要な余白もあります。

観音開きの場合、壁が近すぎると扉が十分に開かず、奥の物が取りにくくなります。

2階リビングや3階建ての場合は、搬入経路にも要注意。玄関から階段を上がって搬入できるか、回り階段で曲がれるか。600Lクラスの冷蔵庫を選ぶなら、必ず確認してください。

また、カップボードから冷蔵庫が大きく出っ張ると、キッチンの動線が邪魔になります。冷蔵庫の奥行きは600〜700mm程度、カップボードは450〜500mm程度が多いため、冷蔵庫だけ前に出がちです。

200mmほどへこませる配置にする、回遊動線の奥に冷蔵庫を置くなど、間取り段階で調整しましょう。

冷蔵庫はダイニングに近い場所に置くのも大事。遠い場所やパントリーの奥に隠すより、かっこいい冷蔵庫を選んで見せる方が使いやすくなります。

太陽光の非常用電源も確認しておく

太陽光をつける場合、停電時に冷蔵庫へ給電できるよう、冷蔵庫近くに非常用電源を設けることがあります。

ただし、停電になった瞬間にコンセントを挿せばすぐ使えるとは限らず、パワーコンディショナーの操作が必要なケースも多いです。

非常用電源の切り替え方法は、引き渡し時に工務店へ確認し、実際に使えるようにしておきましょう。そうしないと宝の持ち腐れになります。

2. セカンド冷凍庫

私のように食材を買い込むのが好きな人、ふるさと納税の定期便をよく使う人、忙しくて作り置きをする人は、ぜひ検討してください。

セカンド冷凍庫があるだけで、冷凍庫のストレスがかなり減りますよ。

セカンド冷凍庫の選び方

冷凍方式には、直冷式とファン式があります。

直冷式は霜がつくため、霜取りが必要です。安い機種に多いですが、手間を考えるとファン式がおすすめ

容量は、最低でも70〜80L程度。できれば100L前後あると使いやすいです。50L程度の小さいタイプは、すぐ埋まってしまいます。

中が引き出し式かどうかも重要。引き出し式なら、肉、餃子、鶏もも肉、鶏むね肉など、整理して入れやすくなります。

形は、細長いタイプでも、背の低いタイプでもOK。設置場所に合わせて選びましょう。

パントリーに置く場合は、熱がこもらないようにしてください。冷凍庫は熱を出すので、ロールスクリーンで隠す程度ならよいですが、密閉空間に閉じ込めるのはNG。

私が選んだセカンド冷凍庫

私が選んだのは、「AQUAのワイド360のスリムタイプ」

ファン式で霜取り機能付き。容量は105L。引き出し式で収納しやすく、デザインもかっこいいです。

白と黒がありますが、黒はインテリアとしてもかなり映えます。

3. 食洗機

食洗機は、キッチン設備の一部ですが、家事を楽にする重要な家電です。

私が選んだ食洗器

私が選んだのは、リンナイのフロントオープンタイプです。

浅型はおすすめしません。最低でも深型。予算が確保できるなら、リンナイのフロントオープンがおすすめ。

容量が大きく、食器を入れやすく、洗浄力も十分。乾燥機能もあります。

海外製食洗機ももちろんいいです。ただし、価格が高く、乾燥機能が弱いなどの弱点も。そのあたりを理解して選びましょう。

私としては、よほどの強いこだわりがなければ、海外製でなくてもリンナイのフロントオープンで十分満足できます。

4. 炊飯器

炊飯器は、私の家ではガス炊飯器を使っています。

乾太くんを入れるなら、ガス配管を引きます。そのついでにキッチンにもガス配管を引いて、ガス炊飯器を導入するのがおすすめ。

ガス炊飯器のご飯は本当においしいです。

15万〜20万円程度かかるガス配管の引き込み費用も、ガス乾燥機だけでなくガス炊飯器にも使うと考えれば、費用負担の納得感も上がります。

私が選んだガス炊飯器

私が選んだのは、リンナイの「直火匠」です。最上位機種です。

機能だけで見れば、もっとシンプルなガス炊飯器でも十分。ただ、直火匠はデザインがかっこよかったため、デザイン優先で選びました。

価格は6万円程度。電気炊飯器の最上位機種は10万円を超えるものもあるため、ガス炊飯器は意外と割安です。炊きたてが一番おいしいですが、保温機能もついていますので、家族の帰宅時間がずれる場合にも使いやすいです。

5. オーブンレンジ

オーブンレンジは、私はそこまで詳しくありません。ただ、選ぶなら2品同時あたため機能はあった方が便利。何度もあたため直すのは面倒です。

また、ターンテーブル式よりフラットタイプがおすすめ。掃除がしやすく、メンテナンスも楽になります。

自動調理機能はたくさんありますが、何百種類も必要かというと、そこまで使わない人も多いです。最上位機種にこだわりすぎなくてもOK。

私が選んだオーブンレンジ

私が選んだのは、東芝の石窯ドームの上から2番目のグレード。ただし、私が買った型番はすでに生産終了しています。 

2品同時あたため機能があり、フラットで掃除しやすく、自動調理機能もほどよく入っています。

子どもたちがベイクドチーズケーキを作ったこともあります。材料を買うと「買った方が安いのでは」と感じることもありますが、作る楽しさがありますね。

6. トースター

トースターは、バルミューダの「BALMUDA The Toaster」を使っています。

アラジンやツインバードなども気になりますが、私はシンプルにトーストをおいしく焼きたいという理由でバルミューダを選択。

高級な食パンはもちろん、普通の食パンでもおいしく焼けます。

水を入れる部分は少し汚れが落ちにくいと感じますが、トーストのおいしさを考えるとおすすめです。

7. 炭酸水メーカー

炭酸水メーカーは、ソーダストリームの「TERRA」を使っています。

炭酸水メーカーは、機種によって味が大きく変わるものではありません。炭酸水は炭酸水です。

私がソーダストリームのテラを選んだ理由は、ガスシリンダー式だから。ガスカートリッジ式は交換頻度が高く、手間がかかります。ガスシリンダー式なら長く使えますし、近くの家電量販店などで交換しやすいです。

自動で炭酸を入れる高級機種もありますが、そこまで必要ありません。回数で炭酸の強さを調整すれば十分。水は冷やしてから炭酸を入れるのがおすすめです。ぬるい水に炭酸を入れると、氷で薄まりやすくなります。

私は最近、ビールよりもウイスキーやクラフトジンを炭酸で割ることが増えているので、炭酸メーカーがあると、コストも抑えられて便利です。

リビング編

1. テレビ

リビングの主役といえばテレビです。まず、有機ELか液晶かで迷います。どちらにもメリットがあります。

有機ELは画質がきれいで、特に黒が美しく表現されます。スポーツ観戦のような動きのある映像もなめらかで、斜めから見てもきれいです。

リビング、ダイニング、キッチンなど、いろいろな角度から見る家には向いていますが、画面がやや暗めで、価格も高めです。

液晶テレビは安く、画面が明るいため日中でも見やすいですが、有機ELに比べると黒の表現や動きのなめらかさ、斜めからの見え方は落ちます。

ただ、最近はミニLEDの進化で、液晶テレビもかなりよくなっています。

注意したいのは、メーカーごとに有機EL推し、液晶推しが分かれること。メーカー担当者の説明だけを聞くと偏る可能性があります。家電量販店でフラットな意見を聞き、自分の目で確認してください。

展示映像は、花や風景など、きれいに見えやすい映像が流れていることが多いですが、普段そんな映像ばかり見ません。

野球を見るなら野球中継、ドラマを見るならドラマに近い映像で比較する。自分がよく見る映像で確認するのが大事です。

テレビのサイズは距離で考える

画質は、基本的に4Kで十分。フルハイビジョンは減っていて、8Kは対応番組が少ないため、現実的には4Kが中心です。

サイズは、メーカー推奨の視聴距離をそのまま信じすぎない方が良いです。近すぎる距離が示されていることもあります。

私の推奨は、43型ならソファーからテレビまで3〜3.5P。55型なら3.5〜4P。65型なら最低4P、できれば4.5P。75型なら4.5〜5P程度です。1P=91cm

コスパがいいのは55型〜65型あたりです。50型未満はサイズの割に割高、70型を超えると価格が大きく上がりやすくなります。

壁掛けにするか、テレビボードに置くかは好みでOK。壁掛けにするなら、配線を隠すための隠蔽配管を計画しておきましょう。ゲーム機や録画機器など、意外と線は増えます。

音響にこだわる人は、スピーカー性能も確認を。スポーツ観戦、映画、音楽鑑賞をする人は、音の聞こえ方も満足度に直結します。

私が次に買うなら有機EL

私が次に買うなら、有機ELを選びます。

理由は、スポーツ観戦が多いことと、斜めからテレビを見る場面が多いこと。メーカーは、現時点ではパナソニックが好みです。画面の明るさやバランスが私には合っていました。

ただし、フラッグシップモデルは40万〜50万円するため、上から2番目か3番目くらいのグレードを狙います。テレビは金額が大きいので、値引き交渉もしっかりしましょう。

2. DVDレコーダー

レコーダーは、テレビと同じメーカーを選びましょう。メーカーが違うと、リモコンが増えて分かりにくくなります。

選ぶポイントは、容量と同時録画できる番組数。1番組を見ながら1番組を録画したいなら2チューナー、2番組録画したいなら3チューナーが必要です。

テレビをたくさん見るかどうかで選べばOK。

3.エアコン(LDK)

LDKにつけるメインエアコン。

エアコンの畳数表示は、かなり昔の無断熱に近い家を基準にしています。そのため、断熱等級5以上、気密性能あり、遮熱あり、一種換気のような家なら、表示畳数どおりに選ぶ必要はありません。

ざっくり言うと、暖房は表示畳数の約5倍、冷房は約6倍程度まで対応できることが多いです。もちろん、正確には計算が必要です。

私のおすすめは14畳用・200V。延床35坪程度までの住宅であれば、このクラスで十分対応できることが多いでしょう。

100Vより200Vの方が運転効率もよいため、LDKのメインエアコンは14畳用200Vを目安にしましょう

エアコン機能の選び方

加湿機能は不要。自動掃除機能は、あった方がいいと考えています。業者清掃や移設時に割高になる、故障原因になるなどのデメリットはあります。ただ、フィルター掃除の頻度が下がり、運転効率の低下も防ぎやすくなります。

AI自動運転機能は、体感に合わないこともあるので、なくてもOKです。

一方で、スマホ連携やスマートスピーカー対応はあった方がいいです。今後、スマートコントロールの性能はさらに上がっていきますよ。

APF、つまり通年エネルギー消費効率も確認しましょう。数値が高いほど省エネ性能が高いですが、その分初期費用も上がります。大切なのは、価格差とランニングコストのバランスで選ぶこと。APF=通年エネルギー消費効率

私が選んだLDKエアコン

私が選んだのは、「ダイキンのFXシリーズ」

最上位のRXシリーズは加湿機能がついているため、私には不要。AXシリーズは機能が多いものの、上向きの吹き出し角度がやや弱く、夏にソファーへ風が直撃する可能性があります。

FXシリーズなら、風を上方向へしっかり送れるため、冷気が直接当たりにくいです。

1つ下のCXシリーズでも自動掃除機能やスマホ連携はあります。ただし、APFを見ると、14畳用200VでFXは6.6、AXは7.1、CXは4.9まで落ちます。

LDKのメインエアコンは長時間動かすため、運転効率も大切。そのため、5段階の真ん中にあたるFXシリーズを選びました。

4. エアコン(2階)

2階のエアコンや、屋根裏エアコンに使う場合は、ローグレードでもOK。

私の家は屋根裏エアコンなので、「ダイキンのCシリーズ6畳用」を入れています。自動掃除機能は一応つけましたが、2階はLDKほどホコリが溜まらないため、なくても十分なケースが多いです。

2階の広さに応じて、、6畳用・8畳用・10畳用などを選びましょう。

5. 加湿器

乾燥する時期には加湿器も大切です。

加湿方式には、加熱式、気化式、超音波式、加熱+気化式ハイブリッド、超音波+気化式ハイブリッドがあります。

加熱式 清潔で電気代も比較的安いですが、熱い蒸気が出るため子どもがいる家庭では注意が必要。
気化式 熱い空気が出ず、電気代も安いですが、冷たい空気が出るため冬は寒く感じることがあります。また、内部の雑菌リスクあり。
超音波式 おしゃれな機種が多いですが、水道水の成分が白い粉として周囲につきやすいのが弱点

スチームと気化式のハイブリッド

私のおすすめはこちら。吹き出し温度、電気代、清潔性のバランスがよく、白い粉の問題もありません。デメリットは価格がやや高いことと、多少音がすること。ただ、総合的な使いやすさを考えると、一番おすすめできるタイプです。
超音波+気化式ハイブリッド 白い粉が付くためおすすめしません。

私が選んだ加湿器

私が使っているのは、「ダイニチ工業の加湿器」です。

6.3Lタンクで、1時間あたり860mL加湿できるタイプ。プレハブ洋室24畳まで対応するモデルです。

私の愛用品。転倒しにくく、デザインもすっきりしています。

6. 防犯カメラ

防犯カメラは、メーカーに強いこだわりはありません。ただし、選ぶポイントはあります。

まず防水性能。外につける場合は、IP66以上を目安にしましょう。IP(IPコード)=電気機器などの「防塵」と「防水」の性能を示す国際規格次に、撮影距離と画素数。必要な距離を鮮明に映せるか、夜間は赤外線撮影の距離も重要です。泥棒は夜に来ることも多いため、夜の映り方は必ず確認しましょう。

有線かワイヤレスかでいうと、新築時につけるなら有線がおすすめ配線を先に入れておけます。

メーカーは私が工務店と一緒に提案するときは、塚本無線という会社をよく使います。製品が良く、業者価格も設定されているため、工務店経由でも比較的安く導入しやすいためです。

ただし、レスポンスが遅いこともあるため、工務店側がしっかり対応できることが前提で選択肢に入れてください。

7. ホームセキュリティ

ホームセキュリティは、必要な人は導入しましょう。

私は個人情報やさまざまな資料を扱うため、ホームセキュリティを入れています。

代表的なのはSECOMとALSOKです。関西なら関電SOSなどもありますが、二大巨頭はSECOMとALSOK

私が選んだのはSECOMです。理由は、対応が早くて正確だったこと。拠点が近く、駆けつけが早そうだったこと。価格は少し高めでしたが、万が一のための安心材料なので、そこはケチりませんでした。

SECOMはレンタルプランでよい

ホームセキュリティには、レンタルプランと買取プランがあります。

レンタルプランは初期費用が安く、月額費用が高い。買取プランは初期費用が高く、月額費用が安い。

SECOMの場合、私の計算では約10年で損益が逆転します。買取プランの保証期間も10年程度なので、保証が切れるタイミングで差が出る形です。

機器が壊れたときに修理費用を考えるのは面倒。レンタルなら「壊れたので直してください」で済みます。そのため、SECOMを選ぶならレンタルプランでよいと考えています。

一方、ALSOKは損益分岐が5〜6年程度になることもあり、買取プランの方が得になる場合もありますので、会社ごとに比較しましょう。

まとめ

今回は、私が自腹で買ったベストバイ家電を紹介しました。もちろん、今回紹介した商品はメーカーから報酬を受け取っているものではなく、PR案件でもありません。あくまでも、私自身が納得して選んだものです。

家電は、暮らしを楽にし、家事の負担を減らし、家族の時間と心の余裕をつくるための投資です。新築時は家にお金がかかりが、家電予算を削りすぎると、毎日の暮らしが大変になります。

家づくりも家電選びも、ちょうどいい塩梅が大事。

家族が快適に過ごせる暮らしを整えていきましょう!

PROFILE

【ベストバイ家電】本当に買って良かった!新築・リフォーム時の家電19選|設置時の間取りの注意点も解説【総集編】 | 「住宅設備」の選び方を知りたい

せやま大学の人

瀬山 彰

筑波大学理工学群数学専攻卒(数理統計学士号取得)。硬式野球部に所属し、首都大学野球リーグの線形回帰分析に取り組む。

卒業後は、日本最大手の経営人事コンサルティング会社に入社。全国の住宅会社(大手ハウスメーカー・地場工務店)を担当。その中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。 中堅ハウスメーカー支店長経験を経て、2019年に起業。2021年にビーイナフ株式会社を設立。

主要事業である「せやま印工務店プロジェクト」は、2025年グッドデザイン賞受賞に加え、全国登録工務店65拠点、参加施主数は累計1723組以上、施主満足度95%以上と高い成長率と満足度を実現。また、施主や工務店のみならず、関わった全ての関係者が得をする(損をしない)、「全方良しのビジネスモデル」を他業界へ広める活動にも力を入れている。

広島県出身。娘4人の父親。2025年からは『カープ熱こじらせ兄さん せやまくん』としてのタレント活動も開始している。