【完全攻略】ベタ基礎vs布基礎!家の「基礎」の種類・高さ・強度の最適解はコレだ!

【完全攻略】ベタ基礎vs布基礎!家の「基礎」の種類・高さ・強度の最適解はコレだ! | 家の性能

「基礎」といったら「地震対策」が一番に浮かぶ人がほとんどだと思いますが、実は家の基礎は耐震性能だけでなく、雨漏りやシロアリ被害、床の底冷えにもつながってしまう超重要要素

加えて、家を建ててからだと手遅れになってしまいますから、「住宅会社だからちゃんとやってくれるだろう」なんて思わず、施主自身がしっかり勉強しておきましょう!

地味だけど、基礎はすごく重要!!

「家の基礎」で抑えるべき6つのポイント

家の基礎を考える際に抑えておくべき要素は、以下の6つ。

家の基礎における6つのポイント

①:基礎の「種類」
②:基礎の「施工方法」
③:基礎の「強度」
④:基礎の「仕上げ・保護」
⑤:基礎の「高さ」
⑥:基礎の「断熱/換気」

本記事では、上記内容についてマニアックなポイントなども含めて分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください!

①基礎の「種類」について知ろう!

ご存じの方も多いと思いますが、家の基礎には「布基礎」「ベタ基礎」の2種類が存在します。

「布基礎」と「ベタ基礎」の違いは?

「布基礎」とは?

布基礎とは、上図のように「家を点で支える基礎」になります。

布基礎の場合、荷重が「点」に集中しやすいため、建物自体の重さが比較的軽い「鉄骨住宅向き」ですね。まためちゃくちゃ強固な地盤の場合には、この布基礎が向いているとも言われています。

「ベタ基礎」とは?

一方ベタ基礎とは、家の底全体に基礎を敷くことで「家を面で支える基礎」を指します。

このベタ基礎は、先ほどの布基礎と異なり、荷重が全体に分散されるため、建物自体が重くなりやすい「木造住宅向き」と言われています。

また地盤については、布基礎とは逆で不同沈下が起きやすいような軟弱地盤にも向いているため、地盤問わず採用できるというようなメリットもあります。

【結論】木造住宅なら「ベタ基礎」が推奨

基礎にも「向き/不向き」がある!

「布基礎とベタ基礎、どっちがいい?」と聞くと、「ベタ基礎」と答える方の方が多いですが、実際のところ向き・不向きがあるので、「どちらかが優れている」とも言い切れません。

ただBE ENOUGHとしては、気密性能などの観点からも木造住宅を推奨しているため「ベタ基礎」がおすすめ、という感じですね。木造住宅ならベタ基礎にしましょう。

関連記事:『鉄骨住宅を木造住宅と比較し、丸裸にしてみた!あなたが選ぶべきは○○造

「ベタ基礎」を採用するメリットは?

「木造だったらベタ基礎」は確かにその通りですが、ベタ基礎のメリットはこの他にもあります。

「ベタ基礎」のメリットは?

  • 軟弱地盤など、どんな地盤にも対応できる
  • 家が傾いてしまう”不同沈下”にも強い
  • シロアリ対策にも効果的
シロアリ対策については、もちろんベタ基礎だけで防げるようなものでもありませんが、ある程度の対策にはなるため、これらも考慮すると「木造住宅であれば、ベタ基礎一択!」でOKですね。

ベタ基礎なら全くシロアリ被害を受けない?

ベタ基礎は、シロアリの”予防”にはなりますが、あくまで完全ではありません。実際にベタ基礎であってもシロアリによる被害はデータとして残っています。(上画像参照)

これはたとえベタ基礎だったとしても、「基礎の底面」と「立ち上がりの打ち継ぎ部」や配管の周りなどの細かい隙間からシロアリが侵入してきてしまうからですね。(シ等ロアリは、「0.6mmの隙間があれば侵入可能」と言われています)

そのためベタ基礎であろうと布基礎であろうと、必ずシロアリの侵入路を防ぐ「ピレスロイド系の防蟻防湿シート(商品名:ターミダンシート等)」を貼るようにしてくださいね。

関連記事:『【完全攻略】5人に1人が被害に遭う木造住宅のシロアリ対策!新築時が特に重要なワケ

②基礎の「施工方法」について知ろう!

基礎を作る際の施工方法にも、「一体打ち」「二度打ち」と2種類あります。

「一体打ち」と「二度打ち」の違いは?

「一体打ち」とは?

「一体打ち」とは、「基礎の底面」と「立ち上がり」を一度にまとめて施工する方法です。

この一体打ちの場合、「底面」と「立ち上がり」のつなぎ目に隙間が生じないので、シロアリ対策として非常に有効ですが、その分施工コストがかかってしまうのが難点。

「二度打ち」とは?

一方、「二度打ち」は基礎の底面を打ったのち、後から「立ち上がり」を打つ施工方法になります。

この「二度打ち」の場合、どうしても「底面」と「立ち上がり」部分にわずかな隙間が生じてしまいますので、一体打ちよりもシロアリ被害のリスクが高いというのがネックになります。(その分、一体打ちよりもコストは安い)

【結論】「二度打ち」がちょうどいい塩梅!

「どちらが良いか?」と言われればもちろん一体打ちなんですが、コストなども考慮すると、BE ENOUGH的には「二度打ち」がちょうどいい塩梅だと思います。

もちろん二度打ちだと隙間が生じてしまうため、先述したピレスロイド系の防蟻防湿シート(ターミダンシート)を施工してシロアリ対策を行いましょう。

予算が許すのであれば一体打ちでもいいですが、無理をしてまで一体打ちにする必要はありませんし、コスパ的には二度打ちにして防蟻防湿シートを施工するのがおすすめです。

③基礎の「強度」をしっかり担保しよう!

「許容応力度計算による耐震等級2or3」を取っていればOK!

基礎の強度を示す指標として、「配筋※ピッチ」や「配筋量」、「かぶり厚」といった基準がありますが、これらは細かく見なくてもOK。

配筋とは?:コンクリート構造物において、鉄筋を適切な位置や量で配置することを指します。

耐震等級2or3をクリアするために必要な「構造計算(許容応力度計算)」がされていれば、自ずと基礎の強度や鉄筋の量もある程度担保されるので、『許容応力度計算による耐震等級2、もしくは3を取っていればOK』と覚えておきましょう。

そもそも「構造計算」って何?

簡単に言うと、構造計算(許容応力度計算)とは構造強度を計算する手法の一つで、「耐震等級2or3を取るために必要な計算」になります。

ただ建築基準法上の義務はないため、最低限「壁量計算(仕様規定)」をしていれば家は建てれるわけですが、壁量計算のみの場合は自ずと「耐震等級1」となり、地震対策や基礎の強度を担保するうえで不十分。

加えて壁量計算のみの場合、「小規模建築4号」に該当していれば書類提出も不要なので、「そもそもちゃんと計算されているか?」も不明確…。(今後改定される予定)

そのためBE ENOUGHとしては、構造強度の担保のためにも「許容応力度計算による耐震等級2or3の取得」を推奨しています。(許容応力度計算よりも検討項目の少ない「性能表示計算」を利用する場合は、「耐震等級3」を必須としています)

【予備知識】「基礎コンクリート」について知っておこう!

基礎の強度については、最低限「許容応力度計算による耐震等級2or3」を抑えてもらえればOKですが、知識として「コンクリートの強度」を表す指標についても知っておきましょう。

基準①:「設計基準強度」

設計基準強度とは、構造計算などをした上で「最終的にこのぐらいの強度にしたい」という着地点のような位置づけになります。

基準②:「呼び強度」

呼び強度とは、上記の設計基準強度を達成するために、「どれくらいの強度でコンクリートで発注するのか?」という発注強度を意味します。

特に、夏場や冬場になると気温が暑かったり寒かったり…とコンクリートの温度が変わることで、強度にも影響が出てしまうため、予め設定した設計基準強度を達成するためにも、少し余裕を持った強度で発注する必要があるんです。

そこでこの時に、少し余裕を持たせた強度というのが「呼び強度」になるわけです。

「コンクリート強度」のちょうどいい塩梅は?

①設計基準強度は「21N/㎟」を推奨

設計基準強度の最低ランクは「18N/㎟」ですが、これだと強度が足りず、寿命的にも30年ぐらいが目安なので少し不足気味。

そのためちょうどいい塩梅としては、このワンランク上の「21N/㎟」。(構造計算をして、耐震等級2~3を取っていれば、大体が21N/㎟になります)

もちろんこの上にも、24N/㎟、27N/㎟、30N/㎟…とさらに上のランクもあるんですが、その分コストも上がっていってしまいますから、そこまでしなくても良いでしょう。

「21N/㎟」だと何年ぐらい持つ?

日本建築学会が発表した「JASS5」という基準があるのですが、これを参考にする限り、21N/㎟であれば寿命は「40~50年程度」だと考えられます。

「40~50年しか持たないなら、もっと長持ちする30N/㎟の方が良いんじゃ?」という意見もあると思いますが、「コンクリートの寿命=強度」ではなく、強度以外の要素(中性化や鉄筋のサビ対策)を適切に対策することで、寿命を大幅に延ばすこと可能です。(詳しくは後述します)

そのため「寿命を延ばすためだけに、コンクリートの強度にコストをかける」というのはちょっとコスパ的にはあまり良くないですね。

②呼び強度は「季節(気温)」に合わせて判断

ちょうどいい塩梅の呼び強度は、以下の通りです。

ちょうどいい塩梅の呼び強度

  • 冬(気温0~8℃):設計基準強度+6
  • 春・秋・初夏(気温8~25℃):設計基準強度+3
  • 夏(気温25℃~):暑中コンクリートで+6
日本建築学会が出している厳しめの基準を元に作成

ここで記載している気温は、「コンクリート打設後における28日間の平均気温」なので、きっちりと測るのは難しいですが、大体の目安として上記呼び強度で発注すれば問題ないでしょう。

「呼び強度」まで知っておく必要ってある?

多くの方にとって聞き馴染みのない「呼び強度」ですが、私がここまで紹介している理由は、呼び強度を現場任せにしている工務店が多いからです。

つまり、呼び強度というのは「現場監督や基礎屋さんの良心」によって成り立っている側面が多いため、施主側でもある程度知識を入れて、「自分の家の呼び強度はどれくらいなのか」をチェックしておいた方がいい、というわけですね。

あくまで数字は目安なので「絶対厳守!」というものでもありませんが、施主の知識として覚えておきましょう。

④基礎の「仕上げ・保護」について知ろう!

基礎を打った後は、表面に凹凸ができてしまうので、次はこれを仕上げ材や保護材を使って綺麗に仕上げていきます。

結構内容的には地味に感じるかもしれませんが、見た目だけでなく、「コンクリートの寿命」にも大きく関わる重要部分ですから、しっかり要点を抑えておきましょう。

【結論】基礎の保護材は「弾性タイプ」が推奨

弾性タイプにも「弾性のセメントモルタル」や「弾性ポリマーモルタル」というように色々な呼び方がありますが、「弾性」という文字が入っている保護材を使ってもらえればOKです。(モルタル刷毛引きなどは弾性ではないため非推奨)

また弾性タイプを推奨する理由は、以下の通り。

弾性保護材の効果①:「中性化」を抑制できるから

コンクリートというのは、元々「強アルカリ性」なんですが、これが外部の二酸化炭素を受けることでだんだん「中性」になってしまうんです。

この中性化によってコンクリート自体の強度が落ちることはないんですが、内部の鉄筋まで中性化が進んでしまうと、鉄筋のサビを誘発する原因となってしまいます。

そのため、出来上がった基礎に弾性タイプの基礎保護材を打っておくことで、二酸化炭素との接触を防ぎ、中性化をかなり遅らせることができるのです。

中性化の進行速度ってどのぐらいなの?

中性化は、大体「1年に1mm」のペースで進行するため、鉄筋までの距離が50mmだとすると、大体50年くらいで鉄筋部分まで中性化してしまう計算になります。

しかし弾性タイプの基礎保護材を塗っておけば、中性化の速度を大体「1/4~1/5」まで遅らせることができるので、同じ50mmでもザっと200年はかかる計算になるわけです。

またこの中性化については、基礎の外側だけでなく内側も同様の現象が起きますが、基礎の外側は鉄筋の劣化原因になる雨水の侵入の対策も必要であるため、ちょうどいい塩梅で考えるなら「まずは家の外側のみ」でOKでしょう。余裕があれば、家の内側の対策も検討してみてください。

弾性保護材の効果②:クラック・爆裂現象の防止になるため

<クラック(左)、爆裂現象を起こした基礎(右)>

クラック(ヒビ割れ)が起こってしまうと、「見た目が悪くなる」というのもありますが、亀裂が生じるとコンクリート内部に二酸化炭素が入りやすくなってしまうため、先ほどのような中性化を早める要因となります。

加えて、ヒビ割れ部分から水が入ってしまうことで、コンクリート内部の鉄筋が錆びてしまい、鉄筋が錆ると、最悪基礎が崩壊してしまう可能性(「爆裂現象」)もあります。

こういった被害を防ぐためにも、しっかり「弾性系の基礎保護材」を塗ってクラック(ヒビ割れ)対策を行っておくべきですね。

保護材によって、隙間ができてしまわない?

これはその通りです。

基礎に保護材を付けることで、「基礎」と「保護材」の間に隙間ができてしまうため、「シロアリ対策」という観点から見ると、保護材は少しマイナスに働いてしまいます。

とはいえ、中性化やクラックによる鉄筋の錆びを防ぐためにも保護材は必須なので、「弾性系保護材」に加え、しっかり「ピレスロイド系の防蟻防湿シートターミダンシート)」を施工しておくようにしましょう!

⑤基礎の「高さ」について知ろう!

【結論】基礎の高さは「45cm」を目安に!

メンテナンスを考えると「最低40cm」は必要

建築基準法上、基礎は最低でも30cm以上必要なんですが、30cmだと床下に入ってのメンテナンスが厳しくなります。

そのため基礎の高さについては、最低でも40cm、できれば45cm確保するようにしてください。

水災保険の適用を踏まえると「45cm」が理想

また「なぜ45cmが目安なのか?」についてですが、実は床下浸水で水災保険を適用する場合、「基礎高が45cm以上」である必要があるんです。

つまり基礎高が40cmで42cmの高さまで浸水してしまった…という場合、被害状況がどうであれ水災保険の適用外になってしまう…、というわけですね。

そのため基礎高については、最悪浸水してしまっても保険対象になるよう、「45cm」を1つの目安にしましょう。

関連記事:『【完全攻略】新築戸建の「火災保険(地震保険)」で抑えておくべき保証・特約を徹底解説!

⑥基礎周りの「断熱・換気」について知ろう!

「基礎断熱」と「床断熱」の違いは?

「基礎断熱」or「床断熱」については、正直どちらにもメリット・デメリットがありますので、デメリットをしっかり把握し、きちんと対策をした上で好きな方を選んでもらえばOKです。

「基礎断熱」とは?

基礎断熱とは、上図のようにまさに基礎の内側に対して行う断熱処理です。

基礎断熱のメリットとしては、基礎内に外気が入り込まないようしっかり封鎖するので、気密性能を担保しやすいこと。さらに床下空間が適度に暖かいor冷たくなるため、冬であれば「床の底冷え」を防ぐことにもつながります。

また基礎断熱であれば、BE ENOUGH推奨の換気システム「澄家(すみか)」を導入できるというのも大きなメリットですね。

ただ一方で、基礎断熱の場合、基礎の立ち上がり部分に断熱材を張ってしまうため、シロアリに食われた時に気付きづらいというデメリットがあります。

「床断熱」とは?

床断熱では、基礎側の「床面」に対して行う断熱処理ですね。

床断熱のメリットとしては、基礎断熱よりも低コストなのに加え、基礎部分に断熱材を貼らないため、万が一シロアリ被害があったとしても気付きやすいということ。

しかし一方で、基礎部分が密閉されていない都合上、気密性能の担保が非常に難しいのが難点。加えて、床下空間に外気が入り込むため、床の底冷えが生じやすいというようなデメリットもあります。

関連記事:『暑さ対策・底冷え対策に!「屋根・床下」における断熱処理の”最適解”を紹介!

【結論】総合的に考えると「基礎断熱」が推奨!

結論、BE ENOUGHとしては「基礎断熱」を推奨しています。

これは気密性能の担保を優先したい推奨換気システムの「澄家(すみか)」が導入できるから、ですね。

ただし前述の通り、基礎断熱にするとシロアリ被害に気付きづらいというデメリットもあるので、この点はしっかりピレスロイド系の防蟻防湿シート(ターミダンシート)を使ってカバーしておくようにしましょう。

関連記事:『第一種換気はマスト?換気システムの種類や選び方、メンテナンスについて徹底解説!

じゃあやっぱり床断熱はダメ?

「基礎断熱がおすすめ」というと、「じゃあ床断熱はやっぱりダメ?」という人もいると思いますが、そんなことはありません。

床断熱の場合であっても、デメリットとなる「気密性能の担保」に加え、ピレスロイド系の防蟻防湿シートを敷くこと、そして床下の換気対策を取ってもらえれば問題ありません。

ただし床断熱の場合は、ちょっと施工上のテクニックが必要になってくるので、基本的には基礎断熱がおすすめですよ。

まとめ

家の基礎を考える際、抑えておくべきは以下の6点。

「家の基礎」で抑えておくべき6つのポイント

【結論】BE ENOUGHのおすすめは?
『二度打ちの基礎断熱(基礎高:45cm)+換気システム「澄家」+ピレスロイド系の防蟻防湿シート』
  • 基礎の「種類」
    木造住宅なら「ベタ基礎」が推奨
    しっかりシロアリ対策も必要!
  • 基礎の「施工方法」
    ⇒予算があれば「一体打ち」だが、ちょうどいい塩梅は「二度打ち」
    ⇒ただ、シロアリ対策(ピレスロイド系の防蟻防湿シート)はマスト
  • 基礎の「強度」
    「許容応力度計算による耐震等級2or3」を取得していればOK!
    ⇒壁量計算のみの耐震等級1は非推奨!
  • 基礎の「仕上げ・保護」
    「弾性タイプ」の基礎保護材が推奨
    ⇒中性化を遅らせれる+クラック防止になるため
  • 基礎の「高さ」
    ⇒最低でも40cm、できれば45cm
    ⇒水災保険適用のためには「45cm以上」がマスト
  • 基礎の「断熱/換気」
    ⇒「基礎断熱」or「床断熱」はどちらでもOK
    ⇒換気システム+気密性を重視すると「基礎断熱」がおすすめ

性能で迷ったら「せやま基準一覧表」

BE ENOUGHでは、住宅会社選びのための補助ツールとして、「せやま性能基準」「せやま標準仕様」の2つからなる「せやま基準一覧表」を無料配布しています。

「せやま性能基準」を使えば、上記で紹介したように各建材について、「完全に不足→少し不足→ちょうどいい塩梅→余裕があれば」と家づくりで抑えておくべき性能レベルを検討できます。

詳しい使い方に関しては、下記リンク先の記事をご覧ください

ダウンロードページ:『せやま基準一覧表|お役立ちツール|BE ENOUGH

合わせて読みたい記事:『営業マンより「家の性能」に100倍詳しくなる方法|せやま性能基準
解説動画(YouTube):『家づくりの超実践ツール「せやま基準一覧表」の使い方<総集編>

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PROFILE

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せやま大学の人

瀬山 彰

大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。その後、中堅ハウスメーカー支店長を経て、2019年に独立。

「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数5万人超えの人気チャンネルに。現在は、優良工務店認定制度「せやま印工務店プロジェクト」の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。

娘4人の父親。広島県出身、広島カープファン。

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