せやま印工務店プロジェクト
【完全攻略】目指せ家事ラク!「キッチン計画」を進める際に知っておくべき徹底解説! | 「住宅設備」の選び方を知りたい

毎日使う場所だからこそ、絶対に失敗したくないキッチン。

しかしいざネットで調べてみると、色々な情報が出回っているため、「結局どうすればいいのか分からない…」とかえって混乱してしまった人も多いと思います。

そこで今回は、新築戸建のキッチン計画を考えるにあたって、絶対に抑えておいてほしいキッチンの間取りから設備選びまで、キッチン計画の重要ポイントを網羅的にご紹介していきます。

是非キッチン計画をはじめる際の参考として役立ててください。

キッチンは後悔ポイントが多い箇所だよ!

「キッチン計画」を考える前に…

目指すべきは「毎日ストレスなく使えるキッチン」!

SNSなどでよく見かける「おしゃれなキッチン」に憧れる人も多いと思います。

しかしこういったおしゃれさ重視のキッチンは、いざ採用してみると「おしゃれにはなったけど、収納が足りなかった」「汚れが目立つので、掃除が大変になった」と実際に住んでみてから不便さを感じるケースも少なくありません。

そのためキッチン計画の大前提として、「毎日使い続けてもストレスにならないキッチン」を目指して、おしゃれさだけでなく機能性も重視していきましょう。

キッチンは「汚くなる」ことを前提に!

毎日使うキッチンは、汚れがたまりやすく、なにより掃除がしづらい場所です。

仕事や家事で忙しい中で綺麗に整頓…なんてやってられませんよね。そのためキッチンはある程度汚くなることを前提に、「間取り」や「収納量」を計画していきましょう!

キッチン計画は「間取り」と「設備選び」で決まる!

キッチン計画と言っても、「キッチンの仕様」を考えるだけでは不十分。

毎日ストレスなく使えるキッチンを目指すためには、キッチンの仕様だけでなく、動線なども含め「キッチン全体」をしっかり考えていく必要があります。

具体的に考えるべきは以下の2つ。

キッチン計画の進め方は2ステップ

  • STEP①:キッチンの「間取り/レイアウト」を考える
  • STEP②:キッチンの「機能/仕様」を考える

では、早速1つずつ見ていきましょう。

STEP①:キッチンの「間取り/レイアウト」を考えてみよう!

まずは、キッチンの間取り/レイアウトを検討していくわけですが、間取り検討の際に考えるべきは以下の2つ。

  1. キッチン」の配置を考えよう
  2. キッチン設備」の配置を考えよう

キッチンそのものの配置を決めてから、「冷蔵庫」や「カップボード」などのキッチン設備の配置を含めて、具体的なレイアウトを決めていくイメージですね。

ざっと要点をまとめると以下の通り。

キッチン間取りを考える際のポイント

①「キッチン」の配置を考えよう

  1. 玄関ホールから足元は隠して
    →玄関ホール⇒キッチンなら壁で対策
  2. リビング・ダイニングが見渡せる位置に
    →「リビングと斜め向かい」or「リビング・キッチン間にダイニングを挟む
  3. 洗面所と並べて家事動線を確保
    →家事をするうえで「水回りの移動」は多い!

②「キッチン設備」の配置を考えよう

  1. 冷蔵庫はダイニングからアクセスしやすい位置で
    →キッチンからもダイニングからも使いやすく
  2. 給湯器などモニター類もキッチン近くがベター
    →給湯器やインターホンなどニッチの活用がおすすめ
  3. カップボード・キッチン間は「800~1,100cm」が理想
    →「カップボードの後ろの壁」から「キッチンの正面」に対して約2.5Pのスペースを確保

各内容の詳しい解説については以下記事でまとめていますので、こちらを参考にしてみてください。

関連記事:『【間取りのコツ】”家事ラク”なキッチンを作るための動線・配置上のポイント6選!

STEP②:キッチンの「機能/仕様」を決めよう!

次に「キッチンの仕様」を決めていくわけですが、ここは少しチェック項目が多いので要注意。全体の流れは以下通りです。

  1. キッチンの「タイプ・サイズ」を考えよう
  2. キッチンの「仕様/設備」を考えよう
  3. キッチンの「収納」を考えよう
ざっと要点をまとめると以下の通り。

失敗しやすいキッチン設備

①キッチンの「タイプ・サイズ」を考えよう

  1. キッチンのタイプ
    →手元を隠せるタイプがおすすめ
  2. キッチンサイズ
    →「幅2550mm~、奥行650mm」がおすすめ
    →キッチンの高さは「身長÷2+5cm」で計算!

②キッチンの「仕様/設備」を考えよう

  1. キッチンカウンター(天板)
    →好みで決めてOK
  2. コンロ
    →汚れづらい+掃除がラクな「IH」がおすすめ
  3. グリル
    →「水なし両面」+「オーブンレンジ」でOK
  4. 食洗器
    →「フロントオープン」or「深型」が推奨
    関連記事:『【タイプ別比較】新築戸建ての「食洗機」の選び方とメリット/デメリットを徹底解説!
  5. レンジフード
    →高気密住宅なら「同時給排気型」がおすすめ
  6. 水栓
    →好みで決めてOK

③キッチンの「収納」を考えよう

キッチン収納は、以下の2パターンが鉄板。
  • パターン①:「幅:1,800mmのカップボード+幅:1Pのパントリー」
  • パターン②:「幅:2,550~2,700mmのカップボード」

1P=91cm

各内容の詳しい解説については以下記事でまとめていますので、こちらを参考にしてみてください。

関連記事:『後悔しない!「キッチンの仕様/機能」の選び方について徹底解説!

STEP③:やりたい仕様が決まったら「標準仕様チェック」に移ろう!

標準仕様とは、「工務店やハウスメーカーが用意している標準的なプラン内訳」のこと。

「●●●●万円で家を作る」という場合、「具体的にどういう仕様で家を作るのか?」という仕様書のイメージですね。

ここまでを通して、やりたいキッチンの仕様がイメージできたら、実際に住宅会社の標準仕様書と照らし合わせながら、営業マンに「その実現のためには、いくら追加費用が発生するのか?」を確認していきましょう。

また標準仕様のチェックはキッチンだけに限らず、その他住宅設備や外壁・屋根など、家全体に対してチェックしていく必要があるため、本格的にチェックをはじめる場合には、以下記事を参考にしながら進めてください。

面倒に感じるかもしれませんが、標準仕様はしっかり契約前に確認しておかないと、契約後に追加費用がどんどん増えていってしまうので、家づくりで損や後悔したくないのであれば標準仕様チェックはマストですよ。

関連記事:『”契約前”に絶対確認!新築戸建ての「標準仕様(見積もり)チェック」について徹底解説!

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PROFILE

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せやま大学の人

瀬山 彰

大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。その後、中堅ハウスメーカー支店長を経て、2019年に独立。

「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数5万人超えの人気チャンネルに。現在は、優良工務店認定制度「せやま印工務店プロジェクト」の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。

娘4人の父親。広島県出身、広島カープファン。

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