2024.09.12
契約後の予算オーバーを防ぐ
リアル資金計画書
契約後の予算オーバーを防ぐために必須のツールだよ!
リアル資金計画書とは?
「リアル資金計画書」は、
- 建物費用
- 契約後の追加費用
- 土地実質費用(土地価格+造成費用)
- 諸費用
など、家づくりにかかる費用を、漏れなくリアルにシミュレーションできる資金計画書です。
基本的に資金計画書は、営業マンが作成してくれますが、営業マンが作る資金計画書だけでは契約後の思わぬ出費による予算オーバーを防ぐことができません。そのため営業マンに任せっきりにするのではなく、この「リアル資金計画書」を使って、実際に自分で資金計画を作ってみてください。
「リアル資金計画書」の使い方
リアル資金計画書を使ったシミュレーションは、以下の7つの流れで進めていきます。
- 「建物費用」をシミュレーション
- 「契約後の追加費用」をシミュレーション
- 「土地実質費用(土地価格+造成費用)」をシミュレーション
- 「諸費用」をシミュレーション
- 「住宅ローンと自己資金のバランス」を計画
- 「月々支払い額とボーナス払いのバランス」を計画
- 理想と現実をすり合わせる(妥協)
詳しい使い方については、以下記事で実際に例を出しながら紹介していますので、こちらも併せて見てみてください。
参考記事:『注文住宅(新築)における「資金計画書」の作り方【テンプレート配布】』
動画を見ながら作成したい場合は…
動画を見ながら、作成を進めたい場合は、以下動画を参考にしてみてください。
解説動画(YouTube):『注文住宅の総予算を把握する方法|リアル資金計画書の使い方【前編】』
解説動画(YouTube):『注文住宅はいつ現金が必要?|リアル資金計画書の使い方【後編】』
併せて「せやま基準一覧表」で性能・仕様のチェックも!
家づくりの際は、資金計画書など金額面だけでなく、併せて「その仕様で問題ないのか?」など、性能面・仕様面などの確認も必要です。
「せやま基準一覧表」を活用すれば、これらのチェックも可能なので、併せて確認していきましょう。
せやま基準一覧表(内、せやま性能基準)とは?
せやま基準一覧表とは、「せやま性能基準」と「せやま標準仕様」の2つのシートからなる住宅会社選びのための補助ツール(エクセルファイル)です。
「せやま性能基準」では、家の性能を決める建材に対し、それぞれ「完全に不足→少し不足→ちょうどいい塩梅→余裕が余れば」の順番に性能レベルを検討でき、「せやま標準仕様」では契約前にチェックすることで、契約後の追加オプション費用を抑えることができます。
詳しい使い方に関しては、下記リンク先の記事をご覧ください。
ダウンロードページ:『せやま基準一覧表|お役立ちツール|BE ENOUGH』
合わせて読みたい記事:『営業マンより「家の性能」に100倍詳しくなる方法|せやま性能基準』
解説動画(YouTube):『家づくりの超実践ツール「せやま基準一覧表」の使い方<総集編>』
PROFILE
せやま大学の人
瀬山 彰
大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。その後、中堅ハウスメーカー支店長を経て、2019年に独立。
「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数5万人超えの人気チャンネルに。現在は、優良工務店認定制度「せやま印工務店プロジェクト」の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。
娘4人の父親。広島県出身、広島カープファン。