2025年から太陽光発電を始めても元が取れる?|選ぶべき太陽光パネル・パワコンも紹介

2025年から太陽光発電を始めても元が取れる?|選ぶべき太陽光パネル・パワコンも紹介 | 太陽光発電について学びたい

2025年から太陽光発電を始めても、まだ元が取れるのか気になる人は多いのではないでしょうか。「売電単価が15円に下がったから、今から始めるのは遅い?」「太陽光発電を付けると、撤去や修理の費用が面倒なのでは?」と言う人もいますが、それは大間違いです。これを言っているのは、太陽光発電について知らない人だけ。ちゃんと知っている人は太陽光パネルを選び、良い載せ方をして、しっかり元を取っています。

今回は、実際に我が家で付けている太陽光発電の売電データを公開しながら、これから太陽光発電を付ける人が失敗しない方法を紹介します。特に今回始まった子育てグリーン住宅支援事業のGX志向型住宅では、太陽光を付けて断熱等級6をクリアしたら最大160万円の補助金が出ます。そのため、これから太陽光発電を付けるか検討する人も増えると予想されます。

ただし「太陽光パネルは進化しているから、どれを選んでも大丈夫でしょ?」なんて思う人がいますが、意外と進化していません。未だに国の基準は「10年間太陽光が持てば良い」というめちゃくちゃ甘い基準です。そんなパネルがまだ流通しているので、太陽光パネルの選び方を間違えると、初期費用が高くて故障して発電せず、撤去費用がかかってしまいます。

今回は、BE ENOUGHのおすすめパネル以外にも、2025年版の太陽光パネルを選ぶ基準やポイント、失敗しない載せ方を網羅的に紹介します。

今回は以下を詳しく解説していきます。

目次

2025年、太陽光発電はやるべき?

太陽光発電業界の現状

現在の太陽光発電業界では、売電単価が下がり続けています。太陽光発電は日中に発電するので、自宅では電気を使いきれません。この余った電気を電力会社に売る際の単価を売電単価といいます。

以前は40円ほどだった売電単価は、2025年には15円まで下がりました。売電単価の低下には「太陽光パネルの購入金額が安くなるだろう」という予想が背景にありますが、実際には太陽光パネルの価格は下がっていません。むしろ、運賃の高騰や為替の影響で価格が上昇しています。

さらに、今後は電気自動車が普及すると言われていました。これを予想して太陽光発電を入れた人も多いかもしれませんが、電気自動車が普及するかどうか怪しくなっています。日本ではそれほど普及していませんし、アメリカやヨーロッパの環境政策も変わり始めているかもしれません。

このように太陽光に関して、良いニュースはほとんどありません。

質問①:2025年からでもやるべき?

それでも、2025年からでも太陽光発電はやるべきです。理由については、これから説明しますね。

太陽光発電をやるべき理由

太陽光発電をやるべき理由

  1. 損するリスクが低い
  2. 電気代の高騰に備えられる
  3. 災害時の非常用電源になる

太陽光発電をやっても損するリスクが低いですし、今後は電気代がますます高騰していきます。さらに、太陽光発電は災害時の非常用電源にもなります。これらの3つの理由から、太陽光はやるべきです。

①損するリスクが低い

元が取れるまでの年数

これから紹介する【太陽光パネルを選ぶポイント】を守った場合、25万円/kW程度の太陽光パネルを付けると約14年で元が取れます。BE ENOUGHが推奨しているマキシオン製のMAX3は30万円/kWですが、この場合でも約17年で元が取れます。長期戦にはなりますが、損するリスクは低いです。

上記の試算条件

  • 年間発電量:1,100kWh
    10年ごとに50kWh減少
  • 売電価格:15円
    11年目以降9円まで減少
  • 買電価格(日中):30円
  • 自家消費率:30%

さらに、パワーコンディショナーが15~20年に1度壊れると予想されるので、元を取るまでにプラス2~3年かかります。

ただ、どう転んでも20年以内に元が取れる計算になります。

我が家の発電データ

約7年間で、36,549MWh発電しています。私の家は昔のマキシオン製の太陽光パネルを4.32kW載せています。これを1年間に換算すると、約1,200kWh/年です。地域の平均が1,000~1,100kWなので、マキシオン製の太陽光パネルの発電量の多さが分かります。

しかも、私の家は西側に3階建ての建物があるため、15時30分以降はほぼ発電していません。それがなければ、1,250~1,300kWh/年になっていたのではないかというくらい、マキシオン MAX3は発電量が多いです。

また、パネル劣化による発電量の低下はまだ見られていません。まだ7年ではありますが、この点も重要です。このことから、現在の売電単価でも、我が家では16年で元が取れる計算になります。

「当時の売電単価は高かったんでしょ?」という指摘はその通りで、当時は36円でした。しかも太陽光パネルの単価も安かったので、実はもう7年間で元が取れて8年目以降は利益になっています。このように早く始めた人が得をしていますが、今年の単価であっても16年で元が取れるので全然損はしない計算です。

②電気代の高騰に備えられる

電気代高騰の要因

現在の日本は原発を増やさない方針なので、今後も電気代が高騰すると考えられます。発電の不安定なグリーンエネルギーや化石燃料を中心に発電していくので、エネルギーを輸入に頼っています。円安の影響もあり、ますます電気代は高騰していくでしょう。再エネ賦課金が上昇することも、電気代が高騰する要因となります。

質問②:高性能住宅で電気代は下がる?

「家の断熱性能が上がっているので電気代が下がるのでは?」と言われることがありますが、その影響は冷暖房費だけです。エアコンの電気代は、家全体の30%くらいなので効果は薄いですよ。その他に冷蔵庫やテレビ、照明の電気代がかかるので、高性能住宅にしたからといって電気代が大きく下がることは期待できません。

③災害時の非常用電源になる

台風や地震のリスクが高まっているので、停電時に自宅で数日過ごせるような備えが必要です。

質問③:蓄電池は必要?

太陽光と併せて蓄電池を入れるかどうかに関しては、ポータブル電源の方が簡単です。私はEcoFlowを入れています。このような小型~中型のポータブル電源と太陽光を組み合わせると、日中に充電して夜間に活用できますよ。普段通りの生活はできませんが、スマホの充電をしたり暖房器具や調理器具を動かすことはできます。

このように災害時のリスクヘッジにもなるので、太陽光発電を付けることをおすすめします。

太陽光発電のデメリット

①初期コストの負担

太陽光発電を付けると初期コストがかかるのはデメリットです。ただ、最高級パネルのマキシオン製MAX3であっても、せやま印工務店なら30万/kWで載せられます。元を取れるなら、初期コストが高くても問題はありません。しかも太陽光は住宅ローンに組み込めるので、大きなデメリットにはなりません。

②屋根形状の制限

太陽光を載せる場合、屋根を南に向けなければなりません。寄棟は載せにくいですし、北に向かって片流れにするような屋根にもできません。ただ、切妻にしておけば問題ありませんよ。

③立地の制限

南に高いビルがあるような土地は太陽光を載せられません。ただ、どこかに3階建てが建っているくらいなら、私の家みたいに発電できます。完璧な日当たりを求める必要はありませんし、ビルが建っているところに家を建てることはないので、それほど問題ないですよ。

④メンテナンスが必要

特に台風の後は、飛来物による破損がないかチェックしなければなりません。ただ屋根に登らなくても、撮影用の棒を使って確認できますよ。屋根に穴が開くのも困るので、台風の後は工務店さんと連携してチェックしてくださいね。

その他は特に掃除の必要もありませんし、パワーコンディショナーが壊れていないかはたまに見るだけで良いです。また、パワコンが壊れたら売電量が大きく下がるのですぐに分かります。

質問④:撤去、交換費用はかかる?

撤去や交換の費用がかかるかどうかは太陽光パネルによります。我々が死ぬまで撤去や交換をする必要がないのはマキシオン製のパネルなので、おすすめです。

⑤パネルの重みによる強度の懸念

「パネルの重さで家が悪くなるのでは?」と言う人がいますが、きちんと構造計算をすれば問題ありません。瓦と太陽光を両方付けると重くなりますが、ガルバリウム鋼板なら問題ありません。軽くて耐久性が良い屋根にして、太陽光パネルを載せればそれほど重くないです。パネルの重さも含めて構造計算すれば、地震に弱い家になることもありませんよ。

太陽光パネルの正しい選び方とおすすめパネル

高温高湿試験

2024年までは2,000時間(20年相当)以上で良いと紹介していましたが、2024年に3,000時間以上の太陽光パネルが安く出回ってきたので基準を上げました。これから太陽光パネルを付ける人は、高温高湿試験3,000時間(25年相当)以上を突破しているものにしてください。

BE ENOUGHが推奨しているマキシオン製のMAX3は7,000~8,000時間くらいを突破していますよ。他にもQセルズ、長州産業、ロンジーからも3,000時間以上の太陽光パネルが出ているので選択肢はあります。

一方、日本の基準は厳しくなっていなくて未だに1,000時間(10年相当)です。10年はあっという間なので、高温高湿試験が10年の太陽光パネルはおすすめしません。同じ理由で20年の太陽光パネルも非推奨です。

40~50年くらい発電して、生きているうちは交換しなくても良い太陽光パネルにするのがおすすめです。初期費用は5万円/kWくらいは高くなりますが、すぐに元が取れますよ。

N型パネルを選ぶ

以前はP型(ポジティブ型)パネルが主流でしたが、これからはN型(ネガティブ型)パネルが主流になっていきます。マキシオンやQセルズ、長州産業、ロンジーがN型パネルを出していますし、各社続々と出しています。

できれば高温高湿試験3,000時間以上のN型パネルを載せてください。どうしても無理な場合はどちらかでも良いですが、そうすれば20~25年くらいは安定的に発電しますし、それ以降も発電量がゼロになるわけではありません。

N型パネルは2025年のトレンドでもあって、今後P型パネルはなくなっていくと考えられます。2025年はN型パネルの普及元年になり、今後ますますN型パネルは安くなっていくでしょう。

先ほど紹介した4つのメーカーは25万円/kWや、マキシオン製のMAX3でも30万円/kWほどですので、これから載せる人はN型パネルにしてください。

N型パネルのメリット

N型パネルは劣化が少ないため、発電量が担保できて寿命が長いです。また、P型パネルはLID現象と呼ばれる初期劣化で最初の時に発電量が落ちますが、N型パネルではLID現象が起きません。

N型パネルのメリットに関して、詳しくはこちらの記事もご確認ください。

関連記事:【マキシオン一択】太陽光パネル・パワコンの選び方・おすすめメーカーを徹底解説!(2024年版)

おすすめパネル

第1位:MAX3(マキシオン)

BE ENOUGHではマキシオン製のMAX3をおすすめしています。1枚あたり400Wと発電量が多いので、狭い屋根にも向いています。なにより高温高湿試験を7,000時間以上行っているので40年以上の耐久性です。

さらに製品保証が40年です。出力保証の場合、出力が下がっているパネルを特定しないと保証がきかないため施主が保証を使うのは難しいです。一方、製品保証は製品に不具合があると認められたら交換してもらえるので安心です。太陽光パネルの保証をあてにするのなら、製品保証にしてくださいね。

第2位:パフォーマンス7(マキシオン)

これもN型パネルで、非常に良いです。ただ、バックコンタクト技術が使われていないので、Qセルズや長州産業、ロンジーが出している高温高湿試験3,000時間以上の太陽光パネルと同等のレベルです。

価格はマキシオンのMAX3より低いので、初期費用を抑えたい人におすすめです。

おすすめしないパネル

高温高湿試験が2,000時間未満のパネルや、試験を開示していないパネルはおすすめしません。

パワーコンディショナーの選び方

パワーコンディショナーとは、太陽光パネルの電気を変換する機械です。結論としては、どのメーカーも性能は大差ありません。

強いて言えば、ストリングごとに発電量をコントロールしてくれるMPPTという装置がマルチストリングに対応しているものを選ぶのがおすすめです。また、アフター対応が悪いメーカーは避けてください。業界内でも噂になっているので、住宅会社に確認すればすぐに分かりますよ。

質問⑤:パワコン容量の選び方は?

「太陽光パネルの容量が5kWなのにパワコンの容量が4kWだと4kWしか発電しないのでは?」と心配する人が多いですが、問題ありません。太陽光パネルの方が容量の方が大きい「過積載」が正しい状態です。

5kWのMAXに合わせてパワコンの容量を上げると、初期費用が高くなってコスパが悪くなります。太陽光パネルの方がパワコンよりも少し多めのkW数を載せるのが一般的なので、心配しなくても大丈夫ですよ。

質問⑥:室内型と室外型、どちらが良い?

室外型がおすすめです。パワコンは音が少しして熱が出るデメリットがあるので、室外に設置してください。

質問⑦:設置時に気を付ける点は?

パワコンに向かって線が下りてくるので、道路側から見える位置を避けるのがおすすめです。また、たまにチェックする必要があるのでチェックしやすい場所に設置してくださいね。

質問⑧:耐久性はどう?

パワコンの耐久性は15~20年だといわれています。機械の個別差はありますが、20年前後はもつでしょう。交換費用は1回につき数十万円です。

パワコンは20年を目安に交換する必要はありますが、太陽光パネルは撤去しなくても良いようにしてくださいね。

質問⑨:HEMSやV2Hはどう?

HEMSは見える化するだけなので要りません。

V2Hは電気自動車やプラグインハイブリッド車のように蓄電池を積んでいる車の電気を使って家の中で電気を使う装置ですが、不要です。色々な補助金がありますが、蓄放電を繰り返すので車の蓄電池が消耗します。電気を動かすのでロスも多いですしコストもかかるので、一般家庭にはおすすめしません。

太陽光発電に関するその他の質問コーナー

質問⑩:太陽光は何kWが良い?

自分の家の電気を賄うなら4~5kWがおすすめです。家族の人数×1kWを目安にしてください。完全に電気を自給自足するためには7~8kW載せなければならないので、難しいです。多めに載せても6kWくらいがちょうどいい塩梅ですよ。

質問⑪:東西への設置は?

東西に設置すると発電量が約8割になるのでおすすめしません。南東や南西になることはあるかもしれませんが、基本的には南側に設置してください。北は発電しませんし反射でお隣さんの迷惑になる可能性があるので、絶対にやめてくださいね。

質問⑫:オススメの屋根勾配は?

30°(6寸勾配)が理想ですが、そこまで考えなくても良いですよ。6寸だと雪国のような屋根になるので、3~4寸程度で問題ありません。

質問⑬:0円設置プランはどう?

初期費用0円で太陽光を載せられるプランは、原則おすすめしません。

屋根貸しは収益が低すぎます。PPAは10年後に太陽光パネルがもらえるメリットはありますが、大体のパネルがしょぼいです。しかも電気代の負担が必要なので、おすすめしません。

リースに関してはローンのようなものなので良いですが、リースで払う費用と太陽光発電で儲かる分を差し引くと、特に冬季は赤字になる月があります。リースの支払いが終わるまでの10年間は赤字になりますし、選べるパネルが少ないです。マキシオンなどの良いパネルを選べる会社もありますが、リース費用が高いのでおすすめしません。

普通に太陽光発電をローンに組み込むのが一番良いです。ローンにどうしても入らなかった場合にリースにするのはアリですが、原則はローンに入れてください。

質問⑭:おひさまエコキュートはどう?

日中の太陽光の発電を給湯に使っていく「おひさまエコキュート」という商品がありますが、あまり意味がありません。数万円高くなる割に、それほど効果がありません。日中給湯設定で十分ですよ。

エコキュートに関して、詳しくはこちらの記事もご確認ください。

関連記事:【絶対お得は嘘!】おひさまエコキュートも徹底検証<後悔しない給湯器の選び方>

質問⑮:雨漏りの原因になるのでは?

雨漏りの原因になるかどうかは、太陽光の設置の仕方次第です。屋根に釘をあけない掴み金具という方法もありますし、新築の時にちゃんと設置をして雨仕舞いをすれば雨漏りのリスクは低いです。

ただし、後付けの場合はリスクが高いです。家を建ててから別の業者が太陽光を付ける場合、下地の場所が分かっていなかったり雑な工事で雨漏りするリスクは高まります。

足場代ももったいないので、太陽光を付けるなら新築時に検討してください。

質問⑯:屋根一体型太陽光はどう?

屋根一体型太陽光はマジでやめた方が良いです。火災の原因になるので消費者庁も推奨していませんし、太陽光が発電しなくなった時の修理が難しいです。そもそも太陽光は屋根ではないので雨漏りのリスクも高いです。屋根一体型太陽光は絶対にやめてくださいね。

質問⑰:発電量が落ちても付けていて良いのでは?

太陽光パネルは飛んでいくリスクが多少はありますし、発電しないものを屋根の上に載せ続けるのはおすすめしません。接続している状態のままなら火災のリスクもあります。本当に発電量が落ちても載せ続けるなら接続を完全に切らなければならないので、面倒です。撤去をしなくても良い、耐久性の高い太陽光パネルを選ぶことが大切ですよ。

質問⑱:最新パネル交換で良いのでは?

「マキシオンにこだわらず、15~20年後の最新パネルに交換すれば良いのでは?」という声もあります。確かにこういう考え方もありますが、また足場を組んで100万円以上する太陽光を付けるのは面倒です。コストも手間もかかるので、初期費用が高くてもマキシオンを付けることをおすすめします。

20年後に「5万円/kWで載せられます!」というものがあるなら最新型に交換するのも良いですが、そんなことはないでしょう。

それぞれの考え方があるので、「絶対にマキシオンを選ぶべき!」とは言いません。しかし、将来的に撤去や交換を前提にする選択肢は、ズボラな人には向いていませんよ。

質問⑲:なぜマキシオンだけすごい?

マキシオンはバックコンタクト技術など1,000以上の特許で技術を保護しています。40年の製品保証ができるだけの技術があるのはマキシオンくらいだといわれています。

質問⑳:単結晶・多結晶・N型・P型とは?

以前、安いのは多結晶というパネルでした。産業用で地面に並べられている太陽光パネルは、大体が多結晶です。それから単結晶のP型が主流になり、徐々に単結晶のN型パネルに移行していくと考えられています。

質問㉑:ペロブスカイトの太陽光はどう?

ペロブスカイトはコストが高く、寿命が10年程度だと言われています。実用化すると良い技術ですが、住宅用の太陽光パネルとして普及するのは遠い未来の話でしょう。

「太陽光パネルは屋根に載せるもの」という概念がなくなるほど未来の話だと考えられるため、数年以内に太陽光パネルを設置する予定の人は、ペロブスカイトを選ぶのは諦めた方が良いでしょう。

質問㉒:ウイグル問題はどう考える?

知らないうちに人権問題に関わっている商品を買っている可能性はあります。ただ、分かる範囲では人権問題がある場所で作られた太陽光パネルを使うのは避けるべきだと考えます。そういう意味でも、BE ENOUGHは公式に「ウイグルでは作っていない」という証明書を出しているマキシオンを推奨しています。

ただ、完璧に人権問題を避けるのは難しいので、現実的な落としどころを見つけていくことも大切です。

まとめ

おすすめの太陽光パネルと選び方

  • おすすめ第1位:マキシオンMAX
  • 高温高湿試験:3,000時間以上(25年相当)
  • N型パネルを選ぶ
  • 太陽光の容量は4~5kWがおすすめ(家族の人数×1kWが目安)
せやまが

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せやま印工務店とは?

PROFILE

2025年から太陽光発電を始めても元が取れる?|選ぶべき太陽光パネル・パワコンも紹介 | 太陽光発電について学びたい

せやま大学の人

瀬山 彰

大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。その後、中堅ハウスメーカー支店長を経て、2019年に独立。

「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数5万人超えの人気チャンネルに。現在は、優良工務店認定制度「せやま印工務店プロジェクト」の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。

娘4人の父親。広島県出身、広島カープファン。

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