2025.03.19
【せやまどりNo.65】「延床31坪に回遊動線3箇所と隙あらば収納も充実の1階完結型の家」の間取り図






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目次
「せやまどり」とは?
せやまどりとは、その名の通り、私せやまが考案した間取り図のこと。
このせやまどりでは、「リビング・収納は贅沢に、2階・廊下は徹底的に削減」を基本方針に、コンパクトながら、解放感・機能性を感じられる間取りに仕上げています!
せやまどり販売サイトにて販売中!
本ページでご紹介している間取りを含め、せやまどりはすべて「せやまどり販売サイト」から購入いただけます!
また「まだ工務店選びに迷っている…」という方であれば、「認定工務店」と「施主」を橋渡しするプロジェクト【せやま印 工務店】の内定クルー(※)であれば、間取り制作期間内に限り、販売中のせやまどりを全件見放題!
ぜひ間取りづくりの参考に役立ててくださいね!
内定クルーとは?:せやま印工務店での契約が決まっているクルーのこと
お施主さんからの要望は?
今回、お施主さんから以下のような要望をいただきました。
「玄関」について |
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「LDK」について |
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「収納」について |
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「2階」について |
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今回は回遊動線を採用しつつも、コンパクトで収納が充実した間取りになりました。
人気のある回遊動線ですが、通路が多くなることで家が大きくなってしまう(コストが上がってしまう)という側面があります。かといってコストを抑えようとすると収納が減ることにつながりかねません。
このような回遊動線のデメリットを解決するためには「ケチるところはケチる!+隙あらば収納」が大切です。回遊動線を採用しつつコストを下げながら収納も充実させるテクニックを紹介していますので、回遊動線を採用したいと考えているお施主さんはぜひ参考にしてくださいね。
要望を踏まえた実際の間取りは?
「玄関」編
要望①:大きめのシューズクロークがほしい
玄関に入って右側には広めのシューズクロークを作りました。
今回のシューズクロークはL字型で、玄関回りの収納をたっぷりと用意しています。
関連記事:『【間取りのコツ】玄関ポーチ/ホール&シューズクロークの配置/理想的な広さは?』
要望②:シューズクロークの近くにコート掛けがほしい
シューズクロークの裏側にはコート掛けを設置しました。
帰宅後、LDKに入る前にすぐにコートを掛けられる良い動線です。L字のシューズクロークならではの収納スペースですね。
要望③:玄関からリビングと水回りの2WAYにしたい
また、玄関からLDKに続く動線とは別に、シューズクロークの奥には水回りへとつながる扉があります。
今回は『玄関⇒LDK⇒洗面・脱衣⇒ウォークインクローゼット』と回遊動線になっています。
洗面・脱衣と繋がっているウォークインクローゼットは便利ですが、誰かがお風呂に入っている時に使いづらいというデメリットがありましたが、今回のように抜け道を用意しておくと使いやすくなるのでおすすめです。
「LDK」編
要望①:LDKを大きく、20畳くらいにしたい
今回のLDKは和室とあわせて22畳以上の広さがあります。開放感のある仕上がりになっています。
もともとのスペースの広さはもちろんですが、リビングの天井だけ少し高く2,500mmにして、ソファとテレビの距離は3.5P確保することでゆとりのある空間に見せています。
関連記事:『【間取りのコツ】「広く見えるリビング」を作るための鉄則ルール6選!』
要望②:ミニ和室がほしい
リビングに隣接するようにミニ和室(3.1畳)を配置しました。ちょうど布団を2枚並べて敷ける広さです。
一般的な和室4.5畳に比べると狭いですが、その分40~50万円程度コストカットできますよ。
さらに、和室には幅1.5Pの押入もあります。一般的には2Pの押入が多いですが、1.5Pでもお布団は問題なく入ります。
押し入れを0.5P削るだけでも、10~15万円くらいの節約になるので、ぜひジャストサイズで作っていきましょう。
要望③:パントリー+大きなカップボードがほしい
カップボードは幅1,800mmの二の字型カップボードを採用しました。
カップボード下部はゴミ箱置き場として使えるように空いています。
また、パントリーがほしいとのことでしたので、カップボードの横に可動棚を作り、パントリー兼セカンド冷凍庫置き場を用意しました。
パントリー+冷凍庫がキッチン周りにあると料理中の移動も減っておすすめですよ!
関連記事:『後悔しない!「キッチンの仕様/機能」の選び方について徹底解説!』
「2階」編
要望①:主寝室はジャストサイズにしたい
主寝室は3.5P×3.5Pの6.1畳です。
正方形ですので、ベッドを置いても横にスペースがあり、屋根裏エアコンのハシゴを下ろすこともできます。
部屋自体はコンパクトにしつつも、ウォークインクローゼットを隣接させています。
スペースが狭く二の字にはできませんでしたが、L字にしてできる限りの収納量を確保しています。
間仕切りは扉ではなくロールスクリーンにして、誰かが来た時だけ目隠しができるようにしています。
要望②:子ども部屋は2人部屋+1人部屋がほしい
収納を入れて6.5畳の子ども部屋(2人部屋)です。
1人部屋を3つ作るとなるとあと3~4畳必要になりますが、1人部屋+2人部屋にすることで100~120万円ほどの節約になります。
子ども3人が家にいる時間はそれほど長くないでしょうから十分でしょう。
1人部屋は収納を含めて4.8畳です。
また画像の通り、クローゼットの扉をなくすことでコスト削減にもつなげています。
関連記事:『【間取りのコツ】「主寝室・子供部屋」は何畳にすべき?広さ/収納/動線のポイントも徹底解説!』
要望③:トイレは1階と2階それぞれにほしい
1階トイレは2連の紙巻き器に独立の洗面台を設置しています。
トイレ内収納には簡単なカウンターを作りました。これだけでも収納量は十分なので純正の棚を購入するよりも安く済みますよ。
また、トイレのドアにはアッパーカットトイレドアを採用して、臭いが鼻まで上がってこない工夫をしています。
関連記事:『う○ちの臭いが消える!?「アッパーカット トイレドア(特許出願中)」全国販売開始!』
対して2階トイレは独立手洗いを設置せず、トイレ本体についているものを採用しました。
手洗いを独立させるとその分スペースが必要になるので、こういったところでもコストを抑えていきましょう。
2階にもトイレはつけた方が良いですが、必要以上にお金はかけなくて大丈夫です。
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※内定クルー:ご紹介した「せやま印工務店」との契約が内定しているクルーのこと