2024.04.17
リビングの「日射遮蔽」はどうすればいい?
冬は「日射取得」、夏は「日射遮蔽」が重要
大きな窓を付けると、「日射をどうすべきか?」に困りますよね。
冬は日差しを室内に取り込んで暖房代わりにする「日射取得」が大切な一方、夏は室内が暑くなってしまうので、日差しをシャットアウトする「日射遮蔽」が重要になってきます。
日射遮蔽は「庇(ひさし)orアウターシェード」で!
南側の窓なら「庇」で対策!
日射遮蔽をするなら、サッシの高さの1/3くらいの長さの庇(ひさし)を付けましょう。
2,000mmの窓なら、庇の長さは600mmくらいあればちょうど良いです。南側なら、このように庇を出しておけば十分でしょう。
東・西側なら「アウターシェード」で対策!
ただし、東や西の場合は庇を出しても意味がありません。低い角度から太陽が入ってくるので、庇ではなくアウターシェードで対策しましょう。
南東や南西の場合は、庇を出すことである程度の日射遮蔽はできます。ただ、やっぱり日差しが入ってくることもあります。そういうケースでは3Dで日射のシミュレーションをして、庇にするかアウターシェードにするか判断してください。アウターシェードは少し高いですが費用対効果も良いですし、目隠しにもなりますよ。