リビングの「日射遮蔽」はどうすればいい?

冬は「日射取得」、夏は「日射遮蔽」が重要

(出典:ENERGY-PASS.JP)

大きな窓を付けると、「日射をどうすべきか?」に困りますよね。

冬は日差しを室内に取り込んで暖房代わりにする「日射取得」が大切な一方、夏は室内が暑くなってしまうので、日差しをシャットアウトする「日射遮蔽」が重要になってきます。

日射遮蔽は「庇(ひさし)orアウターシェード」で!

南側の窓なら「庇」で対策!

日射遮蔽をするなら、サッシの高さの1/3くらいの長さの庇(ひさし)を付けましょう。

2,000mmの窓なら、庇の長さは600mmくらいあればちょうど良いです。南側なら、このように庇を出しておけば十分でしょう。

東・西側なら「アウターシェード」で対策!

ただし、東や西の場合は庇を出しても意味がありません。低い角度から太陽が入ってくるので、庇ではなくアウターシェードで対策しましょう。

南東や南西の場合は、庇を出すことである程度の日射遮蔽はできます。ただ、やっぱり日差しが入ってくることもあります。そういうケースでは3Dで日射のシミュレーションをして、庇にするかアウターシェードにするか判断してください。アウターシェードは少し高いですが費用対効果も良いですし、目隠しにもなりますよ。

関連記事:『【方角別】日射取得/遮蔽を踏まえた「窓の設置場所」と「窓の種類」を解説!

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