窓や外壁で使われてる「樹脂」って耐久性、大丈夫なの？

住宅で使用される樹脂は「耐久性特化」

自動車部品などでも使用される「塩化ビニル」

「樹脂」と聞くと、洗濯ばさみやペットボトルの「PP(ポリプロピレン)」を思い浮かべるかもしれませんが、樹脂系サイディングで使用されている樹脂は「塩化ビニル」という電線の被覆材や水道管、自動車部品でも使用されている耐久性の高い樹脂素材のため、樹脂サッシ同様、数十年程度で劣化することはまずありません。

 アクリル積層で変色・劣化対策も！

また紫外線で変色してしまうのでは？と心配される方もいますが、樹脂系サイディングには窓サッシ同様「アクリル積層」という紫外線による変色・劣化を防ぐ特殊な加工が施されていますから、一般的な環境下で使用する分には変色もまず起きないでしょう。

以下は、オール樹脂サッシに関する営業マンの嘘をまとめた記事ですが、原料は同じなので、樹脂系サイディングの採用を考えている場合はこちらも参考にしてみてください。

BE ENOUGH（ビーイナフ）

2023.07.12

【営業マンの嘘】どっちがいい？「アルミ樹脂複合サッシ」vs「オール樹脂サッシ」

https://be-enough.jp/blog/before-building/mental-attitude/p11938

住宅の「材質」と「断熱性能」、「窓サッシ」などに関して、営業マンのトークを鵜呑みにしていないでしょうか。その情報、実は自社商品を売り込むための間違った情報かもしれません。情報を正しく見極めるためにも、窓の材質について原料を知り、不要なコストをかけすぎない家づくりを学んでいきましょう。サッシだけでなく、窓の部材などを含めた全体的な内容について知りたい方は、先に以下記事から参考にしてみてください。関連記事：「窓の種類（サッシ/ガラス/スペーサー）と失敗しないための選び方を解説！」施主として知識を身...

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