【完全攻略】失敗しない洗面・脱衣室の作り方33選!広さ・収納量、ランドリールーム成功の秘訣までを徹底解説

【完全攻略】失敗しない洗面・脱衣室の作り方33選!広さ・収納量、ランドリールーム成功の秘訣までを徹底解説 | 「住宅設備」の選び方を知りたい

「部屋干ししたら生乾き」「乾燥機から収納までの動線が悪い」「朝の身支度時間に家族がぶつかって喧嘩になる」のようなストレスは、洗面・脱衣であるあるなストレスです。「新しい家を建てたら全部解決するはず!」「施主が言わなくても、工務店やハウスメーカーが全部やってくれるはず!」と思いたいところですが、そんなことは全くありません。今回紹介する「洗面脱衣室の極意33選」を知らない住宅会社はめちゃくちゃ多いです。

そこで今回は私が我が家で実践している、なるべくコストを抑えながらテクニックを使って洗面・脱衣を充実させる方法を紹介します。物干しも収納もバッチリできて、洗面台も使いやすいようにするチェックポイントが33個ありますよ。

賃貸やマンションでは、なかなかそこまで機能的な洗面脱衣は作れません。つまり、戸建だからできる、戸建ならではの良さです。それを実現しないともったいないので、参考にしてくださいね。

今回は以下を詳しく解説していきます。

洗面脱衣所の配置・間取りのコツ

キッチンと洗面脱衣は近くに配置しましょう。共働きや忙しい家庭では、料理をしながら洗濯をして、物干しをして取り込んで乾燥機を回して、お風呂の準備をする、なんてこともあります。このようにキッチンと洗面脱衣の行き来は非常に多いので、なるべく隣接させてください。

たまに「1階にキッチンがあって2階に洗面を上げる」というパターンがありますが、これはやめた方が良いですよ。階段の往復がかなり大変になるので、キッチンと洗面脱衣の動線をなるべく近くにすることを大原則にしてください。

玄関からの動線がほしい場合

洗面脱衣の配置を考える時、「玄関から直接行きたい」という要望もあります。このような間取りはとても良いですよ。北側道路や北側玄関の場合は、割とやりやすいです。そういう場合は、扉をなくして玄関ホールに洗面台を配置するのもアリです。扉のコストを抑えることができますよ。目立つ場所にあるので、ちょっと洗面台を可愛いものにするのがおすすめです。

さらにトイレを隣接させることで、トイレから洗面台が近いのでトイレ内の独立洗面台をなくしてコストダウンすることもできます。こういったパターンも選択肢にいれてくださいね。

ただし、玄関から洗面脱衣の動線を必須にすると、間取り制限がきつくなることに注意してください。どうしてもやりたい人は最優先にしても良いですが、そうではない場合はリビングや収納の間取りの希望を優先した上で、できればやるくらいにしてくださいね。

よくある質問

質問①:洗面脱衣一緒 vs 分ける?

コスト面を重視するなら、洗面脱衣は一緒でOKです。サイズもコンパクトになりますし、扉も一枚で良いです。洗面脱衣を分けるとサイズが大きくなりがちなので注意してください。

ただ、使い勝手を重視するなら洗面脱衣を分けるのがおすすめ。誰かがお風呂に入っている時に、気兼ねなく洗面を使えます。これが洗面脱衣を分ける一番のメリットでしょう。

さらに、トイレの位置にも注目してください。トイレは玄関ホールに付けるか、水回りや洗面に付けるか迷う人が多いでしょう。ただ、洗面脱衣が一緒でお風呂の近くにトイレを付けると、誰かがお風呂に入っている時にトイレに行けなくなります。洗面からトイレに行きたいという場合は洗面脱衣を分けて、誰かがお風呂中でも洗面側から気兼ねなくトイレに行けるようにするのがおすすめですよ。また、来客対応の面でも、誰かが来た時に洗面脱衣が分かれていれば、ごちゃごちゃしがちな脱衣室を隠すことができます。

一方、洗面脱衣が一緒でも慣れますよ。誰かがお風呂に入っている時は気を付ければ良いですし、友達が来たら片付ければ良いだけです。それに、トイレは玄関ホールでも問題ありません。洗面脱衣が一緒でも致命的な欠点ということにはならないので、コストや他のやりたいこととのバランスを取りながら考えてくださいね。

質問②:洗面脱衣を一緒にして、目隠しにロールスクリーンは?

「洗面脱衣分けずに一緒にして、ロールスクリーンで目隠しをするのはどう?」という意見がありますが、これはおすすめしません。ロールスクリーンがあっても隙間があって完全な目隠しにはなりません。いちいちロールスクリーンを下げるのも面倒です。隠したいのであれば、洗面脱衣を分けることを優先してください。

洗面台の選び方

洗面台のサイズ

洗面台のサイズは、W900mmは取ってください。W600mmやW750mmという洗面台もありますが、W750mmだと狭いです。洗う場所は狭くても良いですが、横に物を置くスペースはあった方が良いです。

ちなみに、BE ENOUGHが推進している「せやま印工務店」は、W900mmを必須としています。せやま印工務店なら、特に要望を言わなくてもW900mm以上の洗面台になりますよ。

よくある質問

質問:W900mmよりも大きいものは?

大きくするのは問題ないです。W1,200mmやW1,500mmの洗面台もアリです。「化粧スペースを作りたい」という場合はW1,200mmの一体型の洗面台が良いですが、これはコストがかかります。

そういう場合は、W900mmの洗面台の横にW200~300mmのカウンターを付けていくパターンがおすすめです。これならコストを抑えながら、やりたいことができますよ。こういうパターンも参考にしてください。

水栓

水栓はこのような壁付けタイプか、上付けタイプがおすすめです。

床付けタイプは根っこの部分が汚れやすいのでおすすめしません。ただし、絶対に床付けタイプはダメというほどではありませんよ。

収納

下段の収納を開き扉タイプにすると、奥の方が使いにくいのでやめましょう。引き出しだったら奥の方まで使えるので、引き出しタイプがおすすめです。全面を引き出しタイプにする必要はありませんが、一部は引き出しタイプにしてください。

ミラー

ミラーは収納のあるミラーキャビネットにするのがおすすめです。デザイン的にはボテッとしてしまいますが、便利ですよ。持っている物の量に応じて決めてください。

細かい部分ですが、このようにミラーキャビネットの下段が金網になっているトクラス製の収納は便利ですよ。LIXIL製で、洗面台の横部分が金網になっているタイプもあります。水切り棚があるとカビ防止になるので、ぜひ採用を検討してください。

デザイン

オシャレにするなら造作洗面がおすすめですが、オシャレな状態を維持するのは難しいです。洗剤や薬、予備のワックスなどを収納するスペースもありません。優先度に応じてやっても良いですが、個人的には洗面は見せる部分ではないと考えているので、ズボラさんは実用性や収納を重視する方が便利ですよ。

洗面所の広さの目安

洗面脱衣が一緒の場合

洗面脱衣が一緒の場合は、最低でも2.5畳にしてください。横からお風呂に入るパターンにすることで、最低限の収納が確保できます。できれば3~3.5畳くらい確保するのがおすすめですが、最低でも2.5畳は確保してください。よくある2畳サイズはやめた方が良いですよ。

洗面脱衣を分ける場合

洗面脱衣を分けるなら、洗面所だけで1.5畳くらいは確保しましょう。W900mmの洗面台の幅に合わせて両サイドに扉があると、めちゃくちゃ狭いです。洗面台としてはW900mmで良いですが、横に人が立つことを考えると少し広めに空間を確保してください。そうすると洗面台の横の空間が空くので、洗面脱衣を分けるならカウンターや洗面台のサイズアップを検討するのもアリです。

よくある質問

質問①:洗面所の扉はいる?

洗面脱衣を分けて、トイレが玄関ホールにある場合、洗面所の扉は無しでOKです。開けっ放しになりがちですし、コスト削減になります。部屋を見渡した時も抜け感があって広く感じられますよ。

ただし、洗面脱衣が一緒の場合は扉を付けてください。また、洗面からトイレに繋がっている場合も、扉がないとLDKスペースから直接トイレの扉があることになるので、音漏れのリスクがあります。LDKへの音漏れ対策として、洗面からトイレに繋がる場合も扉を付けてください。

玄関ホールにトイレを設置する場合、玄関ホールからLDKの間に扉があります。この場合は洗面の近くにトイレがあっても、洗面所の扉は要りませんよ。

玄関ホールに扉がある間取りの実例として、ぜひこちらの記事もご確認ください。

関連記事:【せやまどりNo.49】「あふれる要望のすべてを出来るだけお金をかけずに実現したモデルハウスのような1階完結型」の間取り図

質問②:洗面の上に窓を付けるのは?

洗面の上の窓は必須ではありませんが、明かりが入るならアリです。自然光と照明の光は微妙に色が違うので、自然光で化粧をしたい人やチェックしたい人におすすめです。ただ、洗面所は北側に設置することが多いので光が入らないことも多いです。その場合は無理に窓を付ける必要はありません。

また、東西に来る場合に大きな窓を付けてしまうと、洗面所が暑くなるので注意してください。あまり直射日光が入らず、光が多少入る場合は、高い位置に小さめの窓を付けるのもアリですよ。

脱衣所

脱衣所は、絶対に収納を充実させてください。造り付けで作るのがおすすめです。できるだけお風呂の近くに収納を寄せていくのが理想ですよ。パンツなどを入れるためには、少しコストが上がりますが引き出しを付けるのもおすすめです。

脱衣所の収納はキッチンと同じくらい大事で、優先度が高いことを覚えておいてください。

脱衣室の広さの目安

脱衣室の広さは、前述の通り洗面脱衣が一緒なら最低でも2.5畳以上にしてください。できれば3畳くらいある方が、物干し金物なども付けやすくなりますよ。

洗面脱衣を分ける場合には、洗面の部分を除いた脱衣所のスペースを2畳くらい確保するのがおすすめ。洗濯機と収納を置いて物干し金物をつけられますよ。LDKの広さと収納が優先ですが、その次くらいに脱衣室の広さを優先すると、住んだ後の満足度が高くなります。

よくある質問

質問:洗濯機を置かない場合の脱衣室の広さは?

洗濯機を脱衣室に置かずに、上図の線で仕切る場合の脱衣室の広さに関しては、できれば幅1.25~1.5Pくらいは確保してください。1Pでもダメではないですが、狭いですよ。どうしても1Pしか取れない場合は、引き戸をアウトセットにして引き代を洗面側に持ってくることで、扉の厚み分だけでも脱衣室を広くしてください。このように狭いスペースを有効活用するテクニックも覚えておいてくださいね。

脱衣室の扉を引き戸にした間取りの実例として、ぜひこちらの記事もご確認ください。

関連記事:【せやまどりNo.55】「狭小地でも開放的で収納も充実!7つのテクニックを使って溢れる要望を収めた家」の間取り図

ランドリールームよくある質問10選

脱衣室はランドリールーム兼用にするのが当たり前の時代です。花粉やPM2.5、黄砂が飛んでいて、共働きで忙しい家庭も多く、年間1/3は雨が降って外干しができませんし、ドラム式洗濯機や乾燥機も普及しています。そういった点が室内干しスペースを確保してほしい理由です。

質問①:ランドリールームを独立させるのは?

ランドリールームを独立させるのは、ちょっと贅沢なのでおすすめしません。洗濯物を干すためだけの部屋を確保する必要はないでしょう。ランドリールーム単独ではなく、脱衣室兼ランドリールームという兼用パターンがおすすめです。

質問②:物干し金物の種類のオススメは?

物干し金物には色々な種類があります。基本的にランドリールームの物干し金物は外さないので、脱着式がおすすめです。外そうと思えば外せますが、基本的にはほぼ固定です。

デザインを優先して固定のアイアンにするのもアリです。ただし、耐荷重が少ないので注意してください。

昇降式にしたいという人もいますが、ランドリールームの物干し金物を昇降式にする必要はないです。昇降式の方が高いですし、耐荷重も少ないです。脱着式か固定のアイアンタイプにしてください。

昇降式の物干し金物は、和室やリビングのようにセカンドランドリールームとして使うスペースに付けるのがおすすめです。使う時にだけ出せるように昇降式にしてください。友達が来た時にだけ上げられるように、リビング併設等の和室は昇降式がおすすめですよ。

ちなみに、「せやま印工務店」では、物干し金物は1箇所必須にしています。要望しなくても付いてきますし、会社によっては2箇所付けられるところもありますよ。

質問③:ウォークインクローゼットはランドリールームに併設するべき?場所は?

場所はどこでも良いので、ウォークインクローゼットは1階に配置するのがおすすめです。動線に関しては脱衣室からでも洗面からでも、洗面の手前の廊下からでも、どこからでも良いです。

脱衣室からの動線の場合

脱衣室からであれば作業のしやすさは抜群ですが、誰かがお風呂に入っているとアクセスしづらいというデメリットがあります。

理想は、抜けられるようになっているウォークインクローゼットです。出入り口が2WAYだと家族が混みあう心配もありませんよ。

洗面からの動線の場合

洗面からウォークインクローゼットにアクセスする場合、誰かがお風呂に入っていても気にせずウォークインクローゼットに入れるというメリットがあります。ただし視界に入りやすい場所なので、ロールスクリーンや建具で目隠しをすることは忘れないでください。

洗面手前の廊下からの動線

洗面の手前の廊下からアクセスするパターンもおすすめです。洗面や脱衣から直接のアクセスにしなくても、洗面脱衣の廊下は開けっ放しになっていることが多いので、洗面の手前の廊下から入る選択肢もアリです。ただし、ほとんどの場合はLDKから入ることになるので、目隠しの扉、もしくはロールスクリーンは必須になります。

「せやま印工務店」の場合は選択式ですが、ほとんどの会社でウォークインクローゼットとシューズインクローゼットのロールスクリーンもしくは建具が標準仕様になるようにしていますよ。

ウォークインクローゼットが取れない場合は?

ウォークインクローゼットが取れなかった場合、無理に「ウォークイン」にこだわることはありません。洗面脱衣を広く取って収納を充実させれば問題ありません。広くしたら物干しスペースも収納も増えます。「ウォークイン」にこだわらず「収納があれば良い」と割り切ってください。

質問④:乾燥機の選び方は?

なにかしらの乾燥機は入れるのがおすすめです。私としては、乾太くんがおすすめ。乾太くんを選ぶ場合は、手前にフィルターがあってコースも豊富な乾太くんデラックスがおすすめです。基本的には6kgで良いと思いますが、洗濯機の容量が10kg以上の人は9kgタイプも検討してください。

ドラム式の洗濯乾燥機でも良い?

夫婦だけの家庭や子どもが少ない場合、ドラム式の洗濯乾燥機もアリです。ただし、ドラム式の洗濯乾燥機は乾燥時間が長いですし、熱を放出するので脱衣室が暑くなります。脱衣室が暑くなると、さらに乾燥時間が延びるというデメリットもあります。また、メンテナンスの面倒な機種が多いことと、乾燥容量が洗濯容量に比べると少ないです。洗濯と乾燥を同じ機械で行うので、乾燥が終わるまでは2度目の洗濯ができません。こういった理由で、子どもが多い家庭にはおすすめしません。乾燥の仕上がりに関しても、乾太くんの方がおすすめです。私自身、ドラム式洗濯乾燥機を使っていたこともありますが、乾燥や使い勝手の違いから乾太くんをおすすめします。

ただし、乾太くんを入れる場合はガスの引き込みが必要ですし、ガス代も余計にかかります。取り出す位置が基本的に上になるので、ちょっと取り出しにくいデメリットもあります。このようなメリットとデメリットを知った上で、ドラム式の洗濯乾燥機にするか乾太くんにするか決断してください。

質問⑤:湿気で衣類がカビない?

「脱衣室で干して本当に乾くの?」「脱衣室からウォークインクローゼットに行けるようにしたら、湿気で衣類がカビるんじゃない?」と不安に思う人もいるでしょうが、空気がちゃんと動いてさえいれば、カビのリスクは極めて低いです。

そのために「sumika(24時間全熱交換型換気システム)」の床面排気を付けています。このように脱衣室、ウォークインクローゼットに排気口を付けて入念なカビ対策をしておけば、全く問題なく乾きますし、収納した衣類がカビるリスクも極めて低いです。

ただし、フィルターの掃除を怠ったり排気口を付けなかったりした場合、湿気がこもってカビのリスクも高くなることは覚えておいてください。

質問⑥:作業台が欲しい場合は?

アイロンをかけたり洗濯物を畳んだりするための作業台が欲しい人もいるでしょう。作業台は付けても良いですが、物置になりがちです。また、アイロンは結構な奥行きが必要なので、広いスペースが必要になってもったいないです。

そこで、おすすめなのはハーフ収納。1mくらいの高さまで引き出しなどを付けて、その上の部分に枕棚とハンガーパイプを付けてください。作業をしたい場合には、そのハーフ収納の上でやるのがおすすめです。奥行きを60cmにしておくと、それなりの作業台になります。このように、常に使うわけではないスペースは兼用できるようにしてください。作業する時だけ上の洗濯物を避けて使うと効率的ですよ。

住んでみたら意外と思った通りに使わないことが多いので、それを前提に設計していくのが「せやまどり」の考え方です。

質問⑦:外で干したい場合は?バルコニーは必要?

どうしても外干ししたい場合は、リビングやダイニングの外に物干し金物を付けるのがおすすめ。バルコニーはメンテナンスが大変ですしお金もかかりますし、雨漏りのリスクがあります。このように壁付けの物干し金物で十分ですよ。雨に濡れないように、物干し金物の上はオーバーハングで対策をするのがおすすめです。

壁付けの物干し金物なら数万円で付けられます。コストを抑えて雨漏りのリスクも抑えながら、実用的にしてください。たまに使うくらいなら、こういう場所が理想的ですよ。

質問⑧:ランドリールームに除湿機は?

ランドリールームの除湿機はあっても良いので、コンセントの準備をしておいてください。ただし、除湿機は割と音が大きいですし、電気代が結構かかりますし、熱も発生させます。このようなデメリットは理解しておいてください。

また、除湿機がなくてもそれなりに乾きます。ただ梅雨時期なんかはどうしても乾きにくいこともあるので、注意してください。私は、そういう時期にはサーキュレーターを使っています。洗濯物に風を当てると見違えるように乾きますよ。除湿機も悪くないですが、まずはサーキュレーターを試すのがおすすめです。それでも足りない場合、除湿機を付ければ良いでしょう。

質問⑨:床材はクッションフロア?フロアタイル?

床材はクッションフロアがおすすめです。フロアタイルはオシャレですが、タイルなので継ぎ目があります。そこに水が入っていくリスクがあるので、フロアタイルは水回り以外のところで使うのがおすすめです。

質問⑩:窓を付けた方が乾きやすい?

「脱衣室にも窓を付けた方が乾きやすそう」という人がいますが、窓を付けても付けなくても乾き方はほぼ変わりません。また、脱衣室は服を脱ぐところです。人影が映ったら気持ち悪いですよ。東西に大きな窓を付けた場合、めちゃくちゃ暑くなって熱中症になるリスクもあります。基本的に、脱衣室に窓を付ける必要はありませんよ。

まとめ

失敗しない洗面・脱衣室の作り方

  • 洗面脱衣所の配置・間取りのコツ
    原則キッチンの近くに配置!
    北側道路(北玄関)は玄関からの動線を作りやすい
    扉無しで玄関ホールに洗面台もOK
    トイレ隣接でトイレ内手洗い無しに!
  • 洗面脱衣一緒 vs 分ける?
    洗面脱衣は分けた方が良いが一緒でも困らない
  • 洗面台
    洗面台のサイズはW900mmは確保
    オシャレな洗面台なら造作重視!ズボラさんは収納量を重視しよう
  • 脱衣室
    脱衣室には絶対に収納を配置
    収納はお風呂近くが理想
    引き出し収納もおすすめ
  • ランドリールーム
    室内干しの準備をしておこう
    除湿機を付ける可能性があるのでコンセントの準備を使用
    ウォークインクローゼットは1階に設置するのがおすすめ
    作業台は奥行き60cmの棚で代用可
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せやま印工務店とは?

PROFILE

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せやま大学の人

瀬山 彰

大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。その後、中堅ハウスメーカー支店長を経て、2019年に独立。

「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数5万人超えの人気チャンネルに。現在は、優良工務店認定制度「せやま印工務店プロジェクト」の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。

娘4人の父親。広島県出身、広島カープファン。

間取り実例(せやまどり)

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