2024.09.07
注文住宅を建てると「おしゃれにしたのは良いけど掃除が大変」「張り切って付けた設備だけど、使ったのは最初の3ヶ月だけ」「賃貸の時よりも水道光熱費が上がった」という落とし穴にハマりがちです。
ただ、今回紹介する7つの設備を入れることで、掃除が楽になります。その他にも水道光熱費も下がりますし、お風呂の中の収納がスッキリするというメリットもあります。
そこで、今回は
- 採用して良かったお風呂の設備TOP7
- ランク外だけどおすすめの設備
など詳しく解説していきます。せやまさんが家を建ててから6年間の経験をもとに、ズボラなせやまさんが「付けておいて良かった!」「次に家を建てるなら、この設備を付けたい」というものを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
採用して良かったお風呂の設備TOP7
【第7位】ダウンライト照明
ダウンライト照明ではなくブラケット照明でも良いですが、ブラケット照明はデザインがボテッとしているだけではなく、埃が溜まりやすいです。必須ではありませんし少し贅沢ですが、ダウンライト照明の方がおすすめです。
【第6位】開き戸
お風呂場の扉は、折れ戸か開き戸がおすすめです。特に、開き戸は掃除が楽です。折れ戸は根本の部分の掃除が難しくて、水が出てしまいカビの原因になることもあります。
ただし、開き戸はお風呂の中がちょっと狭くなるというデメリットがあります。特に、入った横に浴槽があると通路が狭くなります。開き戸にする場合は浴槽を奥に配置しましょう。
開き戸の場合、扉にタオル掛けを付けるのがおすすめです。足拭きマットを掛けることができて便利ですし、それほどお金もかかりません。
【第5位】ポタポタ棚(浴室ラック)
せやまさんも最初は皿タイプの浴室ラックを使っていましたが、それだとカビやすいです。お皿タイプには「角に穴があるので水が落ちます」と書いてありますが、カビます。水が落ちるタイプがおすすめですよ。
水が落ちるタイプには深いタイプと浅いタイプがありますが、それは好みで決めて良いでしょう。もちろんこれも洗う必要はありますが、カビのリスクをかなり抑えることができます。
【第4位】浴室内のタオル掛け
お風呂場には風呂桶など、色々なものがあります。子どもが多いと特に物が増えますよね。それを下に置いておくとカビの原因になるので、吊るしたくなります。ただ、なかなか吊るせる場所がないので、そういう時にタオル掛けがあると便利です。1本ではなく、なんなら2本ぐらいあっても良いでしょう。
S字フックを使ってお風呂で使うものを吊るせば、カビの予防ができますよ。タオル掛けの増設も検討してみてください。
【第3位】窓無し
窓があるお風呂はおすすめしません。窓を付けなければコストも落ちますし、結露を防ぐこともできます。結露するとカビの原因になりますし、掃除も大変です。お風呂に窓は付けないようにしましょう。
【第2位】節水シャワー
節水シャワーには色々なタイプがあります。水に空気が入っていて量が減るタイプは、なかなか泡が落ちず、水量が必要になります。そこでおすすめなのが、手元で水をオン・オフできるタイプの節水シャワーです。併せて、手すりとしても使えて、シャワーの高さを調整できる棒もあると便利です。
【第1位】人造大理石の浴槽
FRPの浴槽でも良いですが、人造大理石の浴槽の方が角の汚れが付きにくいです。メーカーによっては値段が上がることもありますが、トクラスならそんなに高くないです。予算に余裕があれば、ぜひ導入してください。
ランク外の設備
断熱浴槽と断熱蓋
断熱浴槽と断熱蓋は、おすすめというレベルではなく必須の設備です。
浴室乾燥機
浴室乾燥機は、あると便利ですがなくても構いません。特に、乾太くんを付けることを推奨しているので、浴室乾燥機の使用頻度は低くなります。おもらしした防水シーツを乾かす時に使えますが、外干しでも良いでしょう。浴室乾燥機は必須ではなくコストを削っても良いところですが、乾太くんを入れない場合は付けておくと損はないですよ。
自動お掃除機能
使うと「汚れが落ちて良い!」という人もいますが、なんだかんだで2週間に1回は手洗いしなければなりません。泡がしっかり落ちず、手洗いが必要と言う人もいます。
また、浴槽は洗わなくて良くても、洗い場を洗わなければならないので、せやまさん的にはあまりおすすめしていません。壊れるリスクもありますし、壊れた時に全て直すのも大変です。
自動お掃除機能を付けるなら、浴槽を人造大理石にして掃除を楽にして、手で洗う方がおすすめです。
手すり
お風呂の手すりが必要かどうかは、人によります。年配の方と同居していたり、歳をとった時のために付けるのであれば、浴槽の近くと入口側に付けておくと便利です。ただ、全員におすすめする設備というわけではありません。
お風呂のサイズ
お風呂のサイズは1坪で十分です。「身体が大きいと狭い」「介護が必要」という理由で1.25坪にしたいという気持ちは分かります。もちろん、確固たる意思がある人は1.25坪のお風呂にしても良いでしょう。
ただし、「子どもとお風呂に入る時に広くしたい」「なんとなく」という理由で1.25坪にすると、広すぎると感じる人が多いです。そういう場合は、コストを抑えて1坪で良いでしょう。1.25坪にすると、お風呂の値段だけで10~20万円高くなりますし、0.25坪必要になるため家のサイズも大きくなり、15~20万円高くなります。
まとめ
採用して良かったお風呂の設備TOP7
- 人造大理石の浴槽
- 手元カチカチタイプの節水シャワー
- 窓無し
- 浴室内のタオル掛け
- ポタポタ棚(浴室ラック)
- 開き戸
- ダウンライト照明