【完全ガイド】最高の注文住宅オプション51選『オプション仕様チェック表の無料ダウンロードも開始』

【完全ガイド】最高の注文住宅オプション51選『オプション仕様チェック表の無料ダウンロードも開始』 | 時事ネタ・裏話

注文住宅には色々なオプションがありますよね。家づくりをしていると、どのようなオプションを入れるか悩みますよね。最低限の仕様だけではなく、コスパの良いオプションがあれば知りたい人も多いでしょう。そんな人のために、ケチると後悔する最高のオプションを51個紹介していきます!

後悔しないようにチェックしてくださいね!

本記事の内容は、YouTube動画でも分かりやすく解説していますので、こちらもご覧ください!


参考動画:【完全ガイド】最高の注文住宅オプション51選『オプション仕様チェック表の無料ダウンロードも開始』

目次

注文住宅で入れたい最高のオプションとは?

先日、「憧れだけど役に立たないオプション」を19個紹介しましたが、今回は「ケチると後悔する最高のオプション」を51個紹介します。

注文住宅を建てる時は、「キッチンのタッチレス水栓って良いのかな?」「シャッターは手動が良いの?自動が良いの?」「外構のカーポートとサイクルポートはどちらを優先すべき?」と、色々なことに悩みますよね。

絶対に入れるべき仕様は【せやま基準一覧表】に記載していますが、それ以外にもコスパの良いオプションがあります。そこで、【オプション仕様チェック表】を作成しました!

オプションは、必ず契約前に検討することが大切です。契約後だと、予算オーバーに繋がって、定期預金を崩さなければならなくなったり、住んだ後から「やっぱり入れておけば良かった!」となってしまうこともあります。それを避けるために、契約前のオプションチェックリストとして使ってくださいね。

憧れるけど役に立たないオプションに関しては、ぜひこちらの記事をご確認ください。
【損失400万円以上】役に立たない憧れの注文住宅オプション19選

今回紹介するオプションの中には、前述のせやま基準一覧表に記載されているものもあります。せやま印工務店では必須になっているものですが、一般のハウスメーカーや工務店では入っていないところもあるので、そういった点も忘れずに契約前にチェックしてくださいね。

今回はそれぞれのオプションと一緒によくある質問も紹介していくので、住みやすい家にするための参考にしてください。

 

キッチン・ダイニング編6選

まずは、キッチン・ダイニング編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの6個。

  1. 深型もしくはフロントオープン型の食洗機
  2. マグネット式のキッチンパネル
  3. 防水コンセント
  4. 水切りかご
  5. カップボード
  6. リビングステージ

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

キッチンダイニング編①深型もしくはフロントオープン型の食洗機

食洗機は深型もしくはリンナイのフロントオープンの食洗機がおすすめです。深型の食洗機は、【せやま基準一覧表】でも★★★の必須項目になっていますね。浅型の食洗機じゃ何も入らないので、絶対に深型もしくはフロントオープンにしましょう。フロントオープンの食洗機の場合は価格面からもリンナイ製がオススメです。

 

キッチンダイニング編②マグネット式のキッチンパネル

キッチンパネルとは、コンロの横につける防火のパネルのことですね。これをマグネットパネルにするのがおすすめです。5万円くらいかかります。磁石でパチッとくっつくので、収納に便利ですよ。

(出典:北恵株式会社)

おたまやフライ返しをぶら下げたい時に整理整頓ができます。また、調味料も磁石でつけられる容器があるので、これを使う時にも便利です。キッチンの奥の部分は、意外と物が積まれてぐちゃぐちゃになりがちなスペースですよね。そこに磁石がくっつけば、収納ケースなどをぶら下げておけるので、ぜひ検討してください。

(出典:北恵株式会社)

ちなみにせやまさんは、よくピタバンというパネルを使っています。使い勝手も良く、色も複数ありますよ。

 

キッチンダイニング編③防水コンセント

これも【せやま基準一覧表】では、★★★の必須項目ですね。カップボード側には調理家電用のコンセントを付ける人が多いですが、キッチンの本体側にもコンセントをつけましょう。水がかかってはいけないので、カバーつきのコンセントがおすすめです。

 

キッチンダイニング編④水切りかご

また、水切りかごも必要ですね。食洗機に入れられるものは入れてしまえば良いのですが、食洗機が使えない食器もありますよね。そういったものを洗う時のために、水切りかごもつけましょう。こちらも【せやま基準一覧表】では★★★の必須項目ですよ。

 

キッチンダイニング編⑤カップボード

「カップボードはオプションです」という会社もありますが、これも【せやま基準一覧表】では★★★の必須項目です。せっかくかっこいいキッチンにしても、後から安いカップボードを買ったら台無しになってしまいますよね。というわけで、最初から揃えておきましょう。また、固定しておけば地震の時も安心です。

 

キッチンダイニング編⑥リビングステージ

リビングステージも、せやまさんはよく使っていますよね。これもオプションですが、キッチンの向かいであるダイニング側に作る、腰高のユニット収納です。

値段は工務店にもよりますが、20万円前後です。ただ、このリビングステージがあると、かなり収納量が増えるんです。無駄なく、インテリア的にもかっこ良いので、非常に使い勝手が良いんですよ。間取り的にこれがハマりそうな人は、検討してくださいね。

 

よくある質問

タッチレス水栓はどう?

タッチレス水栓について聞かれることもありますが、これも良い商品だと思いますよ。ただ、推奨というほどではないです。水量とか温度はタッチレスでは変えられないので、手動で変更しなければなりません。なので、水量や温度をこまめに変えないなら良いでしょう。一方、こまめに変えたい人は結局「タッチレスじゃない水栓」になるので、そういう人には導入はおすすめしません。

 

洗面・脱衣編4選

洗面・脱衣編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの4個。

  1. 乾太くん
  2. 物干し金物
  3. 点検口の収納ボックス
  4. 引き出し付きの収納

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

洗面・脱衣編①乾太くん

乾太くんは、私としては標準仕様にした方が良いんじゃないかというくらい便利です。乾太くんを買うならデラックスタイプがおすすめですよ。

デラックスタイプはフィルターが手前にあって掃除しやすく、シーツコースなどもあり利便性が高いんです。デラックスタイプは6kgタイプと9kgタイプの2種類。

「容量はどちらの方が良いの?」と迷う人も多いかもしれませんが、たいていの人はデラックスの6kgタイプで良いでしょう。ただ、迷うくらいなら9kgタイプを買っても良いと思います。乾太くん自体のサイズは変わりませんし、6kgと9kgの差額も数万円程度ですよ。

 

洗面・脱衣編②物干し金物

バルコニーには物干し金物を付ける人が多いですが、室内の物干し金物を忘れる人が多いので注意しましょう。また、室内に物干し金物を付ける場合も、洗面だけではなくもう一箇所くらい予備で付けるのがおすすめです。洗面が広ければそこにもう一本付けても良いですが、洗面の物干し金物だけだと足りなくなることが多いんです。例えば和室など、できれば二箇所に付けてください。

タイプとしては、洗面であれば既にぶら下がっている脱着式のものを常にぶら下げておけば良いでしょう。それ以外の場所なら、昇降式のように天井に収納されるタイプがおすすめです。それなら、お客さんが来た時にはしまえて便利ですよ。

 

洗面・脱衣編③点検口の収納ボックス

(出典:城東テクノ株式会社)

水回りには、床下の点検口がつきますよね。あそこにはめ込み式の収納ボックスがあるんです。値段としては10,000円しないくらいでしょう。これが結構便利なんです。収納場所が少ない時に、ペットボトルや缶詰などを入れることができますよ。

 

洗面・脱衣編④引き出し付きの収納

脱衣室にはバスタオルやタオルといった収納を付けるようにお伝えしていますが、そこにちょっと引き出し付きの収納を入れておくと靴下やパンツを入れられて便利です。ちょっとお金はかかりますが、こまごましたものを入れられるんです。色々なメーカーから引き出し付きの収納が出ていますが、どのメーカーでもかまいませんよ。

 

よくある質問

乾太くんじゃなくドラム式洗濯乾燥機でも十分では?

乾太くんではなく、ドラム式洗濯乾燥機を使うのも、もちろん全然アリです。ただ、せやまさん的に乾太くんを推奨する理由も紹介しますね。

やっぱり、ドラム式の洗濯乾燥機だと、室温が高い時期は乾燥時間が延びてしまうんです。室内に熱を放出するので「暑くなりすぎて乾燥できない」ということがあるんです。なので、夏に洗面・脱衣のように洗濯機を置く場所が暑くなるデメリットがあります。また、もちろん乾燥中は新たな洗濯ができませんよね。乾太くんなら別の機械なので洗濯中にも乾燥ができるというメリットがあります。

さらに、ドラム式洗濯乾燥機の場合、子どもを閉じ込める事故のリスクがあります。チャイルドロックの機能はありますが、かけ忘れてしまうこともありますよね。もちろん、こういったリスクを考えると、乾太くんも低い位置に置くのはおすすめしません。乾太くんにもチャイルドロック機能はありますが、洗濯機のように「開けられない」という機能ではありません。なので、小さい子どもがいる家庭では上に置くのがおすすめです。

ドラム式洗濯乾燥機よりも乾太くんをおすすめする理由は、仕上がり面もあります。やっぱりガス式の方が仕上がりが良く、ふわふわになるんです。

ただ「子どもがいない」「家族の人数が少なくて洗濯物がそんなにない」というケースなら、ドラム式洗濯乾燥機も良いものだと思うので、家族構成によって決めてくださいね。

 

ユニットバス編4選

ユニットバス編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの4個。

  1. 節水シャワー
  2. 人造大理石浴槽
  3. 手すり
  4. 大型(460L)のエコキュート

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

ユニットバス編①節水シャワー

シャワーは、手元でカチカチとオン・オフができる節水シャワーがおすすめです。これは【せやま基準一覧表】で★★★となっていますね。節水シャワーには色々なタイプがありますが、やっぱり手元でオン・オフができるタイプがおすすめです。

「いつも水の出る量が少ない」「空気が中に入っているエアインタイプで、勢いは良いけど水はそんなに出ていない」という節水シャワーもありますが、個人的にはおすすめしません。水の量が少ないので、泡の流れるスピードが遅いんですよ。というわけで、水量はたくさん出るけど、こまめにオン・オフができる節水シャワーが、実用性も省エネ性も両立できると思います。

 

ユニットバス編②浴槽

浴槽は、大体がFRP浴槽か人造大理石浴槽になりますが、人造大理石浴槽がおすすめです。これは【せやま基準一覧表】で★★になっていますね。

人造大理石浴槽にするメリットは、掃除がめちゃ楽なことです。汚れがすごく落ちるし、つきにくいことを実感しています。数万円くらい高くなりますが、ぜひ余裕がある人は浴槽を人造大理石浴槽を検討してください。

もちろん、断熱浴槽・断熱蓋にしてくださいね。こちらは、もうオプションでもなんでもなく、【せやま基準一覧表】では★★★の項目です。これに加えて、浴槽の材質を検討する、という考え方がおすすめですよ。

 

ユニットバス編③手すり

「元気なうちは要らない」という考えもあります。しかし、後で付けると邪魔くさいので最初からつけておきましょう。

手すりは、浴槽の奥のところと、洗い場と出口の間の扉のところの二箇所につけるのがおすすめです。なくても良いものではありますが、老後のことを考えておくと、付けておいた方が便利ですよ。

 

ユニットバス編大型(460L)のエコキュート

(出典:ダイキン工業)

エコキュートは460Lの大きなサイズがおすすめ。大体標準は370Lです。しかしせやまさんの家みたいに家族が多いような場合、お湯切れのリスクがあるので大きなサイズがおすすめです。

エコキュートに関しては、ぜひこちらの記事もご確認ください。
【絶対お得は嘘!】おひさまエコキュートも徹底検証<後悔しない給湯器の選び方>

 

よくある質問

浴室乾燥は必要?

浴室乾燥は、個人的にはどちらでも良いと思います。【せやま基準一覧表】でも★にしていますよ。というのも、あれは思ったより乾かないんです。ただし、乾太くんとかの乾燥機がない場合は、有効活用できます。必須ではないので「乾燥機があれば不要」くらいで良いでしょう。

 

トイレ編5選

トイレ編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの5個。

  1. 自動洗浄
  2. 蓋の自動開閉
  3. 収納・カウンター
  4. アッパーカットトイレドア
  5. 紙巻き器2連

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

トイレ編①自動洗浄

これは【せやま基準一覧表】で★★★の仕様です。現代ではトイレでレバーで流すトイレはめったになく、やっぱりボタン式ですよね。ボタン式ということは、実質的にセットで自動洗浄機能もついていますよ。

 

トイレ編②蓋の自動開閉

これは必須ではないので、【せやま基準一覧表】でも★になっています。ただ、やっぱりあると便利です。自動ではなくボタンで開閉するタイプもありますが、こちらも良いですよね。

手で蓋を持ち上げると、やっぱり端っこが汚い場合もあるんです。「掃除すれば良いじゃん」という人もいますが、なかなかあそこまで頻繁に掃除はできませんよね。というわけで、リモコンで蓋を開閉するタイプか、自動開閉タイプがおすすめなので、ぜひ検討してください。

 

トイレ編③収納・カウンター

トイレの収納とかカウンターもある方が便利ですね。【せやま基準一覧表】では★ですが、こちらもぜひ検討してください。トイレの中にトイレットペーパーがないと、切れた時に大変です。

メーカー純正の扉つきの収納をつけるのも良いでしょう。ただ、コストを少し落としたいならカウンターがおすすめです。カウンターを置いておいて、後から自分でボックスを買って置けば十分ですよね。どちらかの収納をつけることは検討してください。

 

トイレ編④アッパーカットトイレドア

これは、せやまさん的には標準仕様で良いだろうと思っています。新幹線のトイレと同じような構造で、上から空気を入れて下から抜くことで、うんちの臭いが抜けやすいような構造になっています。そういう流れになっているからこそ、うんちの臭いが鼻の前を通らないんですね。せやま印工務店以外の人も使える仕組みにしているので、気になる人はチェックしてくださいね。

アッパーカットトイレドアに関しては、ぜひこちらの記事もご確認ください。
う○ちの臭いが消える!?「アッパーカット トイレドア(特許出願中)」全国販売開始!

 

トイレ編⑤紙巻き器2連

「紙巻き器」というのはトイレットペーパーを巻くやつのことですね。オシャレなトイレにしたい人は一個しかつけないこともあるんですが、それではすぐになくなってしまいます。子どもがぐるぐるー!とたくさん出してしまうこともありますよね。なので、紙巻き器は2連がおすすめです。

 

よくある質問

人感センサーつき照明は必要?

トイレの照明に人感センサーは要りません。すぐにトイレが終わる人なら人感センサーでも良いですが、そういう人ばかりではないですよね。そういう人はトイレ中に電気が消えてしまい、手を振って付ける羽目になるので、普通の照明の方がおすすめです。

 

窓編3選

窓編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの3個。

  1. 電動シャッター
  2. アウターシェード
  3. 防災安全ガラス

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

窓編①電動シャッター

窓の電動シャッターは確かにオプションですが、毎日開け閉めするところは電動の方が便利です。手動で毎日開け閉めするのは大変ですよね。ただし、あまり開け閉めせず「台風が来た時だけ閉めます」みたいな場合は手動でもOKです。要は台風が来た時に、ちょっとでも安全に過ごせる場所を作ることが大切です。というわけで、リビングやダイニングぐらいまでは手動シャッターにするのがおすすめですよ。

今までマンションに暮らしていて戸建に暮らしたことがない人は、1階に住むのが結構怖いと感じることもあるんですよ。そういうケースで、毎日開閉する予定があるなら電動シャッターにしましょう。一箇所あたり数万円はかかると思いますが、良い投資になると思いますよ。

あとは「マルチリモコン」というものもありますよね。「何時になったらシャッターが開く」という設定もできるものもあり、これは便利です。朝日を浴びて起きられるのが良いですよね。朝日を浴びて起きたいという人は、電動シャッター+タイマー付きのリモコンを検討してください。

 

窓編②アウターシェード

アウターシェードは、東や西に大きな窓をつける場合は必須です。特に夕日はめちゃくちゃ暑くて、冷房が負けるほどの暑さになります。というわけで東西に大きな窓はつけない方が良いですが、付けざるを得ない場合はアウターシェードをつけましょう。金額的には10万円くらいしますが、これがある場合とない場合では夏の快適さが格段に変わってきます。ぜひオプションとして検討してみてください。

 

窓編③防災安全ガラス

シャッターの代わりに、防災安全ガラスというものがあります。台風によって物が飛んできた時に割れにくくなる窓ですね。他にも、泥棒が穴を開けにくくなるという役割も果たしています。これは飛来物や泥棒対策に有効ですが、金額がかかる点に注意してください。

なので、シャッターを付けられないFIX窓や縦滑り窓の場合に、防災安全ガラスを検討するのがおすすめです。

 

よくある質問

ホームセキュリティはどう?

最近は、防犯カメラのようなホームセキュリティを入れる人が増えていますよね。これは良いと思いますよ。コストがかかるので全員が標準で入れるのは難しいと思いますが、余裕があればOKです。

ホームセキュリティは簡易プランなら月5,000円くらいで加入できます。年間60,000円となると高いと思うかもしれませんが、それで家族の安心に繋がるのであれば安い投資でしょう。地域性や家族の性格も含めて検討してみてください。機器レンタルプランというのもあって、こちらもコストを抑えられるみたいですよ。

 

リビング・和室編6選

リビング・和室編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの6個。

  1. 天井上げ・天井下げ
  2. ハイサッシ
  3. ハイドア
  4. 無垢床
  5. 半畳フチなし風たたみ
  6. 本棚

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

リビング・和室編①天井上げ・天井下げ

天井上げ、天井下げはおすすめです。天井を全体的に上げたり吹き抜けにしたりすると、予算が上がってしまいますよね。そこで、リビングの一部だけ10cm上げるのが天井上げです。2,400mmの高さが2,500mmになるイメージですね。

逆に、キッチン部分だけ10cm下げて、アクセントクロスや羽目板を入れてかっこ良くするのが天井下げです。これらは、どちらも10万円もかからない低コストで実現可能です。その割にオシャレになって「注文住宅感」が出るのでおすすめですよ。

 

リビング・和室編②ハイサッシ

ハイサッシというのは、サッシの位置をあげることです。通常は床から2mの高さが窓の起点になるんですが、これを2.2mにするんですね。

 

リビング・和室編③ハイドア

ハイドアも、ドアは2mが規定の高さ2.2m、2.4m、2.6mのように上げることができます。

ハイサッシもハイドアも、2.2mぐらいまでであればそんなにコストはかかりません。2.4mや2.6mにすると結構値段が高くなりますが、2.2mくらいなら低コストで実現できるので、検討して良いと思いますよ。

ただし、ハイサッシにする場合もハイドアにする場合も、2,000mmと2,200mmが混在するような壁の面にすると、結構ダサくなります。扉が複数ある場合は、高さを揃えるようにしてくださいね。

 

リビング・和室編④無垢床

せやまさん的には、1階ぐらいは無垢の床がおすすめです。ちなみに、せやまさん推奨の浮造り(うづくり)の無垢床が良い人は、ウッドワンのピノアースがおすすめです。量産されているので、浮造りの床の中では一番安いと思います。

 

リビング・和室編⑤半畳フチなし風たたみ

普段から、リビング併設の2.5P(1P=90cm)×2.5Pのミニ和室を作って、将来的に主寝室にしましょうと紹介していますよね。ただ、リビング併設の和室の場合、普通のフチありの畳にすると「和!」という感じで、ちょっと雰囲気が壊れてしまうこともあるんです。

そこでおすすめなのが、半畳風の正方形のフチがないやつです。色々な色があってオシャレになるので、ちょっとコストは上がりますがおすすめです。特にリビング併設の和室を作る場合は検討してください。

 

リビング・和室編⑥本棚

リビングや和室に限らず2階の廊下でも良いですが、どこかに本棚を作るのがおすすめです。絵本や勉強道具の収納などに使えるので、ぜひどこかに本棚を作りましょう。きちんとした本棚じゃなくて、可動棚でも大丈夫ですよ。

 

よくある質問

和室の段上げはどう?

和室の段上げは、正直言って好みによります。段上げすると造作費用で10~20万円かかるので、好みで決めてください。

ちなみに、腰かけたい場合は30cm上げるのがおすすめです。腰かけるのではなく、ちょっと空間にアクセントをつけるだけなら15~20cmくらいで良いでしょう。そうすればオシャレになるので、予算との兼ね合いにはなりますが検討して良いと思いますよ。

ただ、段上げした畳の隙間を収納にするのはコスパが悪いので、あまりおすすめしません。

コスパの悪い和室の収納に関しては、ぜひこちらの記事もご確認ください。
【損失400万円以上】役に立たない憧れの注文住宅オプション19選

 

照明・スイッチ7選

照明・スイッチ編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの7個。

  1. 人感センサー
  2. 調光(リビング・ダイニング・居室)
  3. 調色(リビング・ダイニング)
  4. ペンダントライト
  5. とったらリモコン
  6. 3路スイッチ
  7. 多めのコンセント

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

照明・スイッチ編①人感センサー

これは【せやま基準一覧表】で★★★と必須になっていますよね。玄関の外と中くらいは人感センサー付きの照明にするのがおすすめです。帰ってきた時に暗いと寂しいので、つけておきましょう。また、駐車場にも照明をつける場合は、こちらも人感センサーがおすすめです。人が通った時にパッと明るくなるので、防犯対策としても効果的です。ぜひ検討してくださいね。

 

照明・スイッチ編②調光(リビング・ダイニング・居室)

リビング・ダイニング・主寝室・子ども部屋は調光機能つきの照明がおすすめです。夜も昼間と同じ照明のままだと、ちょっと明るすぎるんです。なので、夜にちょっと光を絞れるようにしましょう。主寝室と子ども部屋も寝る部屋なので、夜に光を絞れる方が良いですよね。一番安く済ませるのであれば、シーリングライトがおすすめです。大体が何段階かで調光できるようになっているので、便利ですよ。

主寝室に関しては、オシャレにダウンライトにすることもありますよね。その時に調光機能をつけないと「まぶしくて眠れない」ということになってしまいますよ。

 

照明・スイッチ編③調色(リビング・ダイニング)

調色機能も、【せやま基準一覧表】で必須にはなっていませんが、リビングとダイニングにはおすすめです。

やっぱり朝は白い光(昼白色)にしたいです。夜は落ち着きたいので黄色い光(電球色)が良いですよね。そうやって色を使い分けることで生活リズムも整えていきましょう。ちょっとコストはかかりますが、このように使い分けたいという人であればおすすめです。

最近は、最低でも3色(電球色・温白色・昼白色)に切り替えられる調色機能が一般的になってきているので、リビングとダイニングくらいは検討してみてください。

 

照明・スイッチ編④ペンダントライト

ないと困るオプションではないですが、ペンダントライトをつけると「注文住宅感」が出るのでおすすめです。家の中のデザインのアクセントになるので、結構良いですよ。

一番おすすめなのは、キッチンの手元に配置するペンダントライトですね。無難で失敗も少ない方法です。ダイニングのテーブルの位置が決まっているのであれば、ダイニングの真ん中にバチーンとペンダントライトを落としていくのも良いですが、こちらはちょっと難易度が高くなります。インテリアコーディネーターさんと相談して、家具の配置も確定させつつ挑戦してくださいね。

 

照明・スイッチ編⑤とったらリモコン

(出典:Panasonic)

主寝室のダウンライトに調光機能を入れる場合、寝る前にスイッチの場所まで行くのが面倒ですよね。「とったらリモコン」は、照明のスイッチが壁からポコッととれて、リモコンとして使えるリモコンです。寝る時の調光操作が楽になるので、主寝室での採用を検討してみてくださいね。

 

照明・スイッチ編⑥3路スイッチ

3路スイッチとは、一箇所ではなく複数箇所でオン・オフできるスイッチのことです。特に回遊動線の場合、片方でしかスイッチが使えないと、逆から来た時に困りますよね。そんな時に3路スイッチにしておくと便利です。

コスト的な問題はありますが、3路スイッチはできるだけ採用するのがおすすめです。回遊動線だけではなく、2階の廊下が長い場合とかも、両方から電気をつけられたら便利ですよね。ハウスメーカー・工務店によっては追加費用が掛かる場合もあります。ただ、毎日使うものですので、検討してみてください。

 

照明・スイッチ編⑦多めのコンセント

とにかく、コンセントはオプションだろうとなんだろうと、必要な数だけつけるようにしましょう。一箇所で4,000~5,000円くらいかかるかもしれませんが、住んでから「ここにコンセントがあったらなぁ」と思うよりは良いでしょう。「多少無駄になっても、迷ったら付けておく」のがおすすめです。

 

よくある質問

間接照明はどう?

間接照明は希望があれば実装しても良いオプションですが、やるのであれば埃が溜まらないように注意してください。また、お金もそんなにかけすぎないようにしてくださいね。個人的には、あまり使用頻度が高くなく、コストがかかり、埃も溜まるのであまりおすすめしません。ただし、個人の好みで決めて良いと思いますよ。

 

玄関編

玄関編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの4個。

  1. 玄関ドアの電子錠・操作盤
  2. 玄関ニッチ
  3. 有孔ボード
  4. 手すり

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

玄関編①玄関ドアの電子錠・操作盤

玄関ドアの電子錠は【せやま基準一覧表】でも★★★の必須項目ですね。操作盤に関しても、★★の項目です。

(出典:YKK AP)

電子錠というのはガチャガチャと開ける鍵ではなく、ポケットに鍵を入れておいてボタンを押したら自動で開くタイプの鍵です。ポケットキーなど、色々な名前で呼ばれるものがあります。最近では、スマホが鍵になるのもありますよね。鍵穴をガチャガチャ開けるのが好きな人は従来通りの鍵でも良いですが、面倒だという人は電子錠がおすすめです。

(出典:YKK AP)

また、操作盤は室内側ですね。マンションみたいに、ボタンで玄関のドアが開くんですよ。これは付ける人が少ないですが、あると便利です。夜に戸締まりのためにわざわざ玄関まで行かなくて良いんです。子どもを送り出した時も、わざわざ戸締まり確認をしなくてもボタン一つで終わるのも、便利ですよね。必須ではありませんが、優先度は高いです。

 

玄関編②玄関ニッチ

玄関のニッチは、シューズボックスがある場合は要らないでしょう。コの字のシューズボックスがあれば、そこに鍵やシャチハタを置けますよね。

一方、シューズクロークしかない家の場合、鍵とかシャチハタの置き場に困ってしまうんです。そんな時にニッチがあると便利ですよ。もちろん、写真などを飾ることもできるので、アクセントになってかっこ良いオプションです。

 

玄関編③有孔ボード

最近、使う人がちょっとずつ増えているオプションです。玄関は帽子や鍵や手袋やマフラーなどでゴチャつきますよね。それらを全てシューズクロークに入れるのも難しいので、壁が空いていたら引っかけたくなります。色々なショップで引っかけるフックを買っても良いですが、有孔ボードがあればS字フックで簡単につけられます。なんかいい感じの棚にすることもできますよ。

有孔ボードを使わなくても、大体の玄関ドアには磁石がつくので、そこにカゴみたいなものを付けて置いておくこともできます。ただ、有孔ボードは使い勝手も良く、コストもそれほど高くないので、玄関に余裕がある人は検討してみてください。

 

玄関編④手すり

これはお風呂と同じで、玄関の靴を脱ぐところに手すりがあると便利ですよね。歳をとっていなくても、手すりがある方が上がりやすくなります。お風呂よりも優先度が高いと思います。

 

よくある質問

外壁に付ける傘掛けはどう?

最近、これを付けたがる人が多いですね。個人的には良いと思いますが、普通にポーチに置いても良いと思います。というのも、インテリアの小物というのは趣味が変わっていくので、家を建てる時に決めちゃうのは微妙かもしれません。

また、できるだけ外壁に穴を空けたくないということを考えれば、やはりおすすめはしません。どうしてもやりたいのであれば、工務店に相談しましょう。外壁に穴を空けるなら、防水加工なども必要になります。施主が個人でやるのはやめてくださいね。

 

便利グッズ・機能編3選

便利グッズ・機能編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの3個。

  1. ソフトクローズ
  2. アウトセット・吊り戸
  3. 2階の防音配管

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

便利グッズ・機能編①ソフトクローズ

引き戸のソフトクローズは、【せやま基準一覧表】で★★★の必須項目です。引き戸がバーン!と音を立てて閉まるのは嫌ですよね。とはいえ、毎回しっかりと閉めるのも面倒です。

そこで、閉まる側のソフトクローズがあるととても便利です。個人的には必須だと思いますが、ついていない会社も結構あります。もちろん、開ける時もあった方が良いですが、どちらかと言えば閉める方につけるのがおすすめです。

普通のハウスメーカーや工務店の場合はオプションになることが多く、後付けで全ての引き戸にソフトクローズを付けると、結構値上がりしてしまいかねません。なので、契約前に【オプション仕様チェック表】を使ってしっかりチェックしてくださいね。

 

便利グッズ・機能編②アウトセット・吊り戸

引き戸の場合、下にレールがあるとゴミが溜まってしまいますよね。逆に、上にレールがあるのは「アウトセット」というものです。壁から少し出たり隙間が大きくなるというデメリットはありますが、レールをなくせます。

他にも「上吊り戸」というものもあります。これは壁から出っ張るわけでもなく、普通の引き戸に見えますが、レールが上についています。こちらは、通常の引き戸やアウトセットに比べるとちょっと高価ですが、「レールをなくした上で壁から飛び出さないようにしたい」という人にはおすすめですよ。

 

便利グッズ・機能編③2階の防音配管

【せやま基準一覧表】では★★の推奨項目ですね。2階のトイレの音は結構うるさいので、排水音を抑えるために防音配管がおすすめです。流れているかどうかが分からないくらい音を抑えられます。2階だけで良いので、防音配管の導入を検討してみてくださいね。

 

よくある質問

防音部屋はどう?

防音には2種類ありますよね。外の音を遮断するパターンと、部屋の中の音を防ぐパターンです。

外の音を遮断する場合は、ある程度高気密住宅にして樹脂サッシにしておけば、そんなに音は聞こえません。30dBくらいなら軽減効果があるので、そこまで必要ではないでしょう。逆に、外の雨の音が聞こえずに雨に気付かないなんてこともあるくらいです。もちろん、トロンボーンやトランペットを吹くといった場合では防音を考えなければなりませんが、一般的な生活音ならそこまで気にしなくて良いでしょう。

一方、室内の音を遮断する場合、高気密住宅は不利になります。めちゃくちゃ音が響きやすいので、高気密住宅のデメリットと言っても良いでしょう。なので、対策としては「部屋を離す(廊下を挟む)」「扉を2枚挟む」といったものがおすすめです。トイレでも「LDKから扉を2枚挟みましょう」と言っている通り、扉を2枚挟むとだいぶ音は軽減されます。このような間取りでの対策が現実的ですね。

たとえばリビング階段とかも、音漏れしちゃうんです。なので、階段を手前や奥にしようという考えもあります。しかし、そうすると間取りの自由度が落ちますし、空調面でデメリットがあります。このように、室内での音の反響は高気密住宅のデメリットではありますが、扉を2枚付けたり間取りを工夫したりして対策しましょう。壁に付ける遮音のロックウールなどもありますが、あれは効果が限定的です。なので、導入する場合も期待しすぎないようにしてください。

もちろん、完璧に防音室とか作っても良いですが、本当に防音にしようと思ったらドアも換気も窓も変えて、照明やコンセントといった穴という穴も全部塞がなければなりません。ピアノ教室をするような家であればここまでお金をかけても良いですが、趣味程度であればそこまで本格的にしなくても良いと思いますよ。

 

太陽光・蓄電池編3選

太陽光・蓄電池編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの3個。

  1. 太陽光発電システム
  2. 蓄電池の空配管
  3. 電気自動車用200V防水コンセント

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

太陽光・蓄電池編①太陽光発電システム

これはオプションですが、せやまさん的にはおすすめです。つけるのであれば、マキシオン一択だと思いますよ。高温高湿試験で7,000時間クリアしているので、高いですが長期的に考えるとペイするでしょう。

太陽光発電に関しては、ぜひこちらの動画もご確認ください。
【完全攻略】最高の太陽光発電選び!ソーラーパネル・パワコン・屋根の選び方|雨漏りリスクは?リースはダメなの?

 

太陽光・蓄電池編②蓄電池の空配管

「蓄電池を今から入れるべきか」という質問をよくされます。しかし、今はまだちょっと高いですし、今すぐ入れるべきというほどではありません。もちろん災害対策として停電のために入れるのであれば良いですが、それ以外の目的であれば将来的に蓄電池の値段が下がったり、電気代が上がったり、電気自動車が普及した時に入れれば良いでしょう。

ただ、そんな時のために太陽光発電システムをつけるのであれば、蓄電池の「空配管」だけはしておきましょう。基礎を貫通するまではしなくても良いので、蓄電池を置く予定の場所まで空配管を持って行っておきましょう。こういった対策をしておくと、後から便利だと思いますよ。

家庭用蓄電池に関しては、ぜひこちらの動画もご確認ください。
家庭用の蓄電池は損?お得?実際のデータで費用対効果を大検証【電気代・光熱費】

 

太陽光・蓄電池編③電気自動車用200V防水コンセント

これは数万円なので、付けておいても良いでしょう。外部に100Vのコンセントを付ける時、横並びで付けておくと便利です。後から付けるとコストも上がりますし、露出配管で外に出たらかっこ悪いですよね。なので、太陽光を付けるのであれば、先に付けておくのがおすすめです。

 

外構編3選

外構編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの3個。

  1. サイクルポート
  2. 物置
  3. 宅配ボックス

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

外構編①サイクルポート

自転車を雨ざらしのまま置いておくのは良くないので、サイクルポートはあった方が良いでしょう。乗る時も大変ですし、自転車が傷んでしまいますよね。特に電動自転車の場合、濡らさない方が良いでしょう。

そうすると「カーポートはどうなの?」と気になる人もいるかもしれませんが、カーポートは車好きの人以外は必須ではないでしょう。外を走っている車なので、そんなに気にする必要はありません。もちろん「乗降時に雨に濡れなくても良い」とか「夏に車内が暑くならない」などのメリットもあるので導入しても良いとは思いますが、サイクルポートを優先して、予算が余ったらカーポート、という順番がおすすめです。

 

外構編②物置

物置もあると便利ですよ。なんでもかんでもシューズクロークにしまう人もいますが、シューズクロークにキャンプ用品なんかを入れる必要はありませんよね。全部を家の中に入れようとすると、家のサイズもどんどん大きくなって50万円、100万円……と高くなっていきます。それだったら、大きめの物置を20~30万円で買う方が良いでしょう。

もちろん、物置を置くスペースは必要になってきますが、物置の容量も結構あるので便利ですよ。なんでもかんでも家の中に入れず「外でも良いけど、野ざらしは嫌だ」という物を入れるために、物置をつけるのが現実的な選択肢です。

 

外構編③宅配ボックス

これは必要ですよね。運送会社の人も大変ですので、宅配ボックスを置いておけば少し手間を減らすことができます。もちろん、受け取る側も不在時に再配達をお願いするのは大変ですよね。なので、スムーズな配達のためにも宅配ボックスはつけておきましょう。

 

オシャレ編3選

最後に、オシャレ編から、おすすめのオプションを紹介していきます。紹介するのは、こちらの3個。

  1. アクセントクロス
  2. タイル
  3. インテリアコーディネーター

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

 

オシャレ編①アクセントクロス

アクセントクロスはめちゃくちゃ良いですよね。【せやま基準一覧表】でも★★★の必須項目になっています。タイル、石目、木目といったデザインを本物のように実現できるので、アクセントクロスは上手く使っていきましょう。

ただし、使いすぎると見づらくなってしまうので、色の種類を減らしながら上手に使ってくださいね。また、羽目板をするのなら杉などは結構安いので検討しても良いと思いますよ。

 

オシャレ編②タイル

タイルもアクセントとしては良いですよね。面積をそれほど広くしなければ、数万円とかでできます。ニッチの中の一部分だけタイルにするとか、挑戦してみると良いですよね。選ぶのも面白いですし可愛いので、5~10万円であれば検討してみても良いでしょう。もちろん安くはないですが、「キッチンのグレードを上げるのに何十万円!とか何百万円!」とかいうのと比べるとマシな価格なので、こういうオプションも検討してみてください。ただし、なるべく面積を小さくするのがおすすめですよ。

 

オシャレ編③インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターをオプションとしてつけられるかどうかというのは工務店によって決まっていますが、つけられるならつけましょう。やっぱり色のバランスとかって素人には無理なんです。せやまさんも間取りには自信があるのですが、色のコーディネートには自信がありません。

色のバランスとかデザインはプロに任せた方が良いと思うので、もしインテリアコーディネーターをつけられるオプションがあるならインテリアコーディネーターに依頼しましょう。また、工務店を選ぶ時に、専門のインテリアコーディネーターがついてくれるかを確認するのもおすすめです。もちろん外部の人に依頼しても良いのですが、工務店と連携している人の方がスムーズです。

とはいっても、インテリアコーディネーターがいない工務店やハウスメーカーもあります。そういう場合は、なるべく色をシンプルにしましょう。色をまとめて統一していけば、後から家具や食器で色を付けることはできます。なので、家具などを置いていない状態で、既に色が多い状態には絶対にしないよう意識してくださいね。

 

まとめ

最高の注文住宅オプション51選

  • キッチン・ダイニング編
    深型もしくはフロントオープン型の食洗機/マグネット式のキッチンパネル/防水コンセント/水切りかご/カップボード/リビングステージ
  • 洗面・脱衣編
    乾太くん/物干し金物/点検口の収納ボックス/引き出し付きの収納
  • ユニットバス編
    節水シャワー/人造大理石浴槽/手すり/大型(460L)のエコキュート
  • トイレ編
    自動洗浄/蓋の自動開閉/収納・カウンター/アッパーカットトイレドア/紙巻き器2連
  • 窓編
    電動シャッター/アウターシェード/防災安全ガラス
  • リビング・和室編
    天井上げ・天井下げ/ハイサッシ/ハイドア/無垢床/半畳フチなし風たたみ/本棚
  • 照明・スイッチ編
    人感センサー/調光(リビング・ダイニング・居室)/調色(リビング・ダイニング)/ペンダントライト/とったらリモコン/3路スイッチ/多めのコンセント
  • 玄関編
    玄関ドアの電子錠・操作盤/玄関ニッチ/有孔ボード/手すり
  • 便利グッズ・機能編
    ソフトクローズ/アウトセット・吊り戸/2階の防音配管
  • 太陽光・蓄電池編
    太陽光発電システム/蓄電池の空配管/電気自動車用200V防水コンセント
  • 外構編
    サイクルポート/物置/宅配ボックス
  • オシャレ編
    アクセントクロス/タイル/インテリアコーディネーター

PROFILE

【完全ガイド】最高の注文住宅オプション51選『オプション仕様チェック表の無料ダウンロードも開始』 | 時事ネタ・裏話

せやま大学の人

瀬山 彰

大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。その後、中堅ハウスメーカー支店長を経て、2019年に独立。

「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数5万人超えの人気チャンネルに。現在は、優良工務店認定制度「せやま印工務店プロジェクト」の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。

娘4人の父親。広島県出身、広島カープファン。

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