今から太陽光発電を始めた場合、元は取れるんですか?取れる場合、何年かかる計算ですか?

今から始めても、「13〜15年後」には元が取れる!

売電単価は年々低下していますが、現在の価格で計算しても「導入から13〜15年後には元が取れる」というシミュレーション結果が出ています。

もちろんこの結果は、地域や立地、太陽光パネルの性能などによって変わってきますが、20〜30年という長い目で見たときの「費用対効果」を考えると、今からでも導入すべきといえるわけです。

具体的なシミュレーション方法は?

ここからは具体的なシミュレーション方法についても話をしていきましょう。

もちろん地域によって発電量も違ってきますから、今回は以下の「平均的な発電量・電気消費量」を前提条件として計算していきます。

前提条件

  • マキシオン5kW(パネル代)…150万円(税抜)
  • 年間発電量…6,000kWh
  • 年間消費量…6,000kWh
  • 昼間の電気代…32円
  • 売電単価…16円(11年目以降は『10円』で試算)

太陽光パネルの発電量の低下、電気代の高騰などは考慮せず

 ①:まずは「10年目までの経済効果」を計算する

まずは売電単価が変わらない「築後10年間」の経済効果から計算していきましょう。

自家発電した電気のうち、ご自宅で消費する電気の割合は、おおよそ発電量の「1/3程度」と言われていますから、今回は年間消費量を『2,000kWh』として計算していきましょう。計算式は以下の通り。

<10年目までの経済効果>

  • 【削減できる電気代】…2,000kWh × 32円(昼間の電気代)=6.4万円/年
  • 【売電代】…4,000kWh(余った発電分) × 16円(売電単価)=6.4万円/年
    ⇒年間12.8万円 × 10年間=『128万円の経済効果

パネル代は150万円(税抜)でしたので、10年間の運用では、まだ元を取るのは厳しいですね。

 ②:「11年目以降の売電単価」で経済効果を計算する

ここからは10年目までの経済効果を加味して、「あと何年運用すれば、元が取れるのか?」の計算です。計算式は以下の通り。

<11年目以降の経済効果>

  • 【削減できる電気代】…2,000kWh × 32円(昼間の電気代)=6.4万円/年
  • 【売電代】…4,000kWh(余った発電分) × 10円(売電単価)=4万円/年
    ⇒年間10.4万円…残り「3〜4年」で元が取れる!

これら①、②の計算から、今から太陽光発電を始めても「13〜15年で元が取れる!」と算出しているわけです。

ただ、大前提として経年劣化で太陽光パネルの発電効率が下がらないことだったり、そもそも壊れないことが条件なので、太陽光発電を導入する際には「太陽光パネル選び」がめちゃくちゃ重要です。

BE ENOUGH、おすすめの太陽光パネルメーカーやパネルの選び方については以下記事を参考にしてみてください。

関連記事:『【マキシオン一択】太陽光パネル・パワコンの選び方・おすすめメーカーを徹底解説!(2024年版)

 

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