2024.11.14
これまで私が建材メーカーへ特注していた住宅用トイレドアを特別モデルとして全国で販売を開始しました!
うんちの臭いが気になる方、必見です!
本記事の内容は、YouTube動画でも分かりやすく解説していますので、こちらもご覧ください!
参考動画:う○ちの臭いが消える!?「アッパーカット トイレドア」全国販売開始!
目次
「アッパーカット トイレドア」とは
アッパーカットトイレドアとは、ドアの上部に給気口を設けた住宅用トイレドアです。
空気を上から取り込んで、下の方に流れる構造とすることで、臭いが鼻の前を通過しにくくなります。
排気口を床に設置することもポイント。
うんちが臭わない「新幹線トイレ」の構造を住宅に採用
新幹線のトイレでうんちをしても、あまり臭いを感じません。
それは換気量が多いのも理由の一つですが、空気の流れを上手に使っています。
ドアの上部に給気口がついており、空気を上から取り込んで、下の方に流れる構造になっています。
そして、新幹線のトイレの換気扇ですが、便器の足下という低い位置についています。
だから、下に溜まりやすいうんちの臭いの主成分「インドール」が下から抜けて、上に巻き上げません。
うんちの臭いが下の方に溜まりやすく、下に流れていきます。
一般的なトイレの臭いのながれ
うんちの臭いの主成分「インドール」は空気より4倍くらい重いので、その臭いは床の近くに溜まります。
しかし、トイレの換気扇は、普通「壁の高い位置」や「天井」についていますよね。
下にある給気口と上にある排気口により、空気の流れが臭いを上にあげてしまいます。
つまり、うんちの臭いは下に溜まるのに、換気扇が上にあるから、その臭いが鼻の前を通るようになっているんです。
このせいで、どうしてもうんちの臭いを感じやすいトイレになってしまうんですね。
アッパーカット トイレドアの排気実験
左はアッパーカットトイレドア&床面排気。右は一般的なトイレの排気です。
アッパーカットトイレドアの方は鼻の近くに臭いがいかないので、うんちの臭いを感じづらい。
一方、一般的なトイレは臭いがあがってくるので、臭いを感じやすい構造になっています。
こちらの画像も見てみてください。左はアッパーカットトイレドアと床面排気。
右は排気口が下で、床面排気を採用したトイレです。
左の画像では、先ほど同様に下の方に臭いが抜けています。
逆に右は、下に抜けてはいるものの、下から空気を入れて下から抜いているため、どうしても臭いが上に巻き上がってしまいます。
そのため結果的に、鼻の高さまで臭気が上がってしまうんです。
これを見れば、同じ床面排気であっても、アッパーカットトイレドアの方が臭いを感じにくくなるということが分かりますね。
アッパーカット トイレドアを実際に採用する方法
いよいよ、日本全国の工務店で、この「アッパーカット トイレドア」がせやま大学オリジナル建材として、発売されることになりました。「ぜひ採用したい!」という人は、この手順でお願いします。
①まずは、せやま大学オリジナル建材のプレゼン資料をダウンロード[ダウンロードページを見る]
②プレゼン資料を工務店に渡して「これをやりたいのでメーカーさんに話してください」と伝える
せやま印工務店でなくても採用可能なので、ご安心ください。
まとめ
トイレのうんちの臭いを感じづらくするポイント
- 排気は床面排気がおすすめ
- 給気口であるドアはアッパーカット トイレドアがおすすめ