アルミ樹脂複合サッシ(半樹脂サッシ)

アルミ樹脂複合サッシ(半樹脂サッシ)とは?

家の外側は断熱性能の低いアルミ、内側が断熱性能の高い樹脂でできた窓枠のこと。

サッシは窓のパーツの中で最も熱の出入りが多い(結露しやすい)箇所なので、断熱性能の低いアルミを使ったサッシは避けるべき。窓ガラスの性能を上げることで窓全体の性能数値(熱還流率)を良く見せて、「熱還流率で考えればアルミ樹脂複合サッシでも大丈夫!」というアルミ樹脂複合サッシを採用しているハウスメーカーの営業トークに惑わされないことが大切である。

当たり前のことではあるが、最も熱の出入りが激しい(結露しやすい)サッシ単体での性能を担保しないとサッシから結露してしまう。また、壁の中に隠れてしまうアルミ部分に内部結露が発生すると、家の内部にカビが生え木が朽ち、家の致命的欠陥となる。

アルミ樹脂複合サッシのことを「高断熱樹脂サッシ」と呼ぶことで、樹脂サッシ(オール樹脂サッシ)であると誤認させようとする住宅会社もあるので注意が必要である。